2017年02月09日

吉田博展

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 今日は朝から久留米市美術館。昨年から待ち焦がれていた吉田博展である。
 吉田博は久留米生まれでありながら、本格的な展示は久留米では初めて。意外な感じだが、でもそれだけにかなり充実した良い展示だった。
 吉田博といえば木版画だが、それ以外の作品も数多く展示されていた。初期の鉛筆画から水彩、油彩も充実の展示だ。それらの多くは木版画に取り組み出す前の作品が多いが、その時点ですでにデッサン力の高さ、構成力、光の捉え方など、非凡なものがうかがえる。だが、やはり吉田博の真骨頂は木版画だ。
 光の捉え方はもちろん、その場の空気感、湿度などがよりリアルに伝わってくる。かといってスーパーリアリズムではない。木版画だからある種の誇張とも言える独特な捉え方・切り取り方があり、それが作品をより際立たせているのだ。木版画でありながら、従来のそれとは明らかに違う表現ではないだろうか。
 期間の後半で展示が一部入れ替わるのだが、その入れ替わりが通常の展示会よりも多い。おそらく、久留米ではおさまりきれないほどの点数がき来ているのだろう。3月になったら、もう一度足を運ばなければ。
posted by 坂本竜男 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アート
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