2018年09月18日

50mm単焦点一本で

 昨日の大牟田での撮影は、すべてリケノン 50mm F1.7で撮影した。ちょっと古い50mm単焦点マニュアルレンズである。
 写真を撮る前提で外に出るとき、50mm単焦点一本に絞るというのは勇気がいる。というか覚悟がいる。レンズの画角が決まっているから、積極的に被写体に寄ったり、あるいは離れたりしなければならない。しかし、このリケノン50mmは最短最低距離が60cmと、通常の50mmと比べると「寄れない」レンズ。当然、撮影時は苦労する。ましてやマニュアル。明るいレンズではあるが、ピントを合わせるのはかなりシビアだ。
 それでも、このリケノンを持ち出したのは、単純に写りが良いこと。そして、写真の練習にぴったりだからである。
 写りに関しては、富岡光学をルーツとしていることを感じさせる抜けの良さがあり、他のオールドレンズとは一味違う。レンズの「軽さ」もいい。
 標準レンズと言われるだけあって、これ一本である程度広い範囲で撮ることができる。風景も建物も人物も料理も…。被写体を決めたら、それに対して距離を積極的に動いて調整しながら、フレーミングを決めていく。そして、一番打ち出したい部分にシビアにピントを合わせ、露出や絞り、シャッタースピードを決める。この作業を丁寧にやっていく。まだまだ失敗も多いが、それでも毎回何かしらの収穫がある。
 不便さと上手く付き合っていくと、新しい何かが光り始める。そんなことを、この小さなレンズを使いながら感じた1日だった。
posted by 坂本竜男 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

大牟田の面白さ

 昨日はお昼からずっと大牟田だった。主にエゴイスタスの配本で回ったのだが、改めて大牟田の面白さを実感した。
 今盛り上がっている地方の町の特徴は、町の個性が輝いていること、そしてその原動力になっている人たちの行動力だろう。
 元々、どの町にも個性はある。だが、その個性を活かす方向で動いている人は意外に多くない。大抵は成功例や東京あたりを真似ている程度だ。でも、それでは町の個性は生かされないし、必然性のない退屈な町になってしまう。いま、地方の人口の多い街に、その傾向が見られる。これは危険なことだし、何よりとても勿体無いことだ。
 町を盛り上げる原動力になっている人たちは、とにかく地元にじっとしていない。町の外に積極的にどんどん出られている。「こちらに来てくださいよ〜」と言っているだけの人は、来てもらうための努力はしていないし、外に動いていない。動かない人のところは盛り上がりに欠ける。盛り上がっているところは、店でも地域でも大抵は積極的に動かれているものだ。
 大牟田にはその二つがしっかりあるように感じる。その盛り上がりは年々大きくなって、大きな渦となって色々な人を巻き込み始めている。これからさらに盛り上がっていくに違いない。
posted by 坂本竜男 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと
Powered by さくらのブログ