2019年05月02日

星空の撮影に臨んでみて

 深夜に鳥栖市内で星空の撮影に臨んで強く感じたのは、明かりがほぼない真っ暗と思える山の中でも、星空の撮影には明るかったことである。
 空を見上げると、それなりに星の数も確認できたのだが、写真に収めようとすると、地上付近がかなり明るくなってしまう。露光時間を短くすると、撮れる星の数が減ってしまう。Photoshopで加工することである程度は補えるが、それもたかがしれている。小さな町の山の中も、意外に明るいのである。
 光害マップで九州を見てみると、福岡、佐賀、長崎の大半はかなり厳しいのがわかる。一番条件がいいのは宮崎の山奥。そして熊本、大分の山奥といったところ。行くのがそれなりに大変な場所ばかりだ。
 宇宙から見た日本列島は夜でも光り輝いているが、その事実を山の中で実感したわけだ。星空を撮影するにも場所探しに苦労する状況に疑問を感じながらも、今度は宮崎の五ヶ瀬あたりでチャレンジしたいと思うのだった。
posted by 坂本竜男 at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真

鳥栖市内で星空の撮影に挑戦する

 写真を始めた人なら多くの人が撮りたいと思うもののひとつが星空だ。今のカメラは性能が良いので、ISOを上げてもノイズが少ないし、基本的には長時間露光が可能だ。あとはしっかりした三脚があれば、機材的には星空の撮影は難しくない。
 しかし、夜の町は思った以上に明るい。鳥栖のような地方の小さな町でも、結構明るいのだ。つまり、星空の撮影に向かないのである。
 本来なら、山奥など光がほとんどないところまで出かけるべきなのだろうが、今回はあくまでも試し撮り。できるだけ近場で撮りたい。というわけで、鳥栖市内で星空が撮れそうなところへ出かけてみた。
 向かったのは九千部山。鳥栖と那珂川町の境にある山である。以前はロードバイクでよく登った山だ。この周辺なら人工の明かりが少ないと睨んだのだ。
 だが、深夜に幅1.8mオーバーのクルマで行くには、途中があまりに道が狭い。見通しも悪い。結局、かなり手前の街灯がなくなって空が見える場所で撮影に臨んだ。

 星空の撮影で長時間露光は基本だが、地球は自転しているので、ある露出時間を超えると(焦点距離によって異なる)、星は線状に流れてしまう。星が線状にならない上限は、500ルールで簡単に割り出せる。それによると、500÷焦点距離=上限露出時間である。今回使用するレンズはEF24-70mm F2.8L USMの24mm。上限露出時間は約20秒になる。
 最初は絞り開放(F2.8)、露出時間20秒、ISO6400で試したが、空が白っぽいグレーになってしまった。完全な露出オーバーである。
 そこで色々と試した結果、ISO1600、露出時間13〜15秒に落ち着いた。以下がその設定で撮った写真である。

19.5.2-1.jpg

19.5.2-2.jpg

19.5.2-3.jpg

 とりあえず星空は撮れているが、夜空の星を捉えきってはいない。これ以上は空そのものが明るくなってしまう。つまり、鳥栖の夜は山の明かりがないところでもまだまだ明るいのである。
 以前、南阿蘇に泊まった時、夜空を見て星の数が圧倒的に違うのを見て驚いたことがある。あの感動を写真に収めようと思ったら、やはり人気も明かりもない山奥に行くしかないのだろう。ちょっと寂しい気もするが、このGWの間に挑戦してみたいことではある。
posted by 坂本竜男 at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真
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