2019年08月21日

レンズのリストラ候補

 今日、トキナーRMC500mm F8を改めて試したのは、レンズ整理の意味もある。今、所有しているレンズ本数は31本。譲っていただいたものもあるが、気がついたら随分増えたものだ。
 しかし、もちろんこれらを全て使い込んでいるわけではない。中には1年以上使ってないものもある。そこで、使用頻度が少ないレンズを改めて試してみて、必要かどうか検証しているわけだ。
 では、所有しているレンズで稼働率が低いものはどれか?リストラ候補をメーカー別にみてみることにした。
 まずキヤノンEFレンズ。基本的には単焦点レンズは使用頻度そのものは決して高くないが、確実に使用するシーンがある。一方、ズームは24-105mm F4Lが、24-70mm F2.8Lの導入でほぼ使わなくなってしまった。旅行にはいいかもしれないが、それならもっと軽量コンパクトにできるルミックスにした方が快適だ。付き合いの長いレンズなので手放すのは気がひけるが、キヤノン純正では有力候補である。
 キヤノンFDレンズは今の所、手放す予定のものはない。ただ、将来的には単焦点だけになる可能性はある。
 次はキヤノンの次に多いタムロン。タムキューことSP 90mmマクロは古いとはいえ、まだまだ現役。使用頻度は高い。だが、使用頻度が高いタムロンはそれだけ。一時はハマって使っていたアダプトール2レンズも、カメラを6Dから6D mark IIへ高画素化したことにより、少々アラが見えてきた。6Dをオールドレンズ専用として残すなら、まだ所有する意味はあるかもしれないが、正直なところ、アダプトール2レンズは全てリストラ候補だ。問題は売却するにもほとんど値がつかないことか。
 シグマは50mmマクロは使い勝手も画質も良い。一方、100-300mm F4は、一気に稼働率が下がった。画質は良いが、やはり大きく重いし、手ぶれ補正もない。この焦点距離は今後ルミックスが担うことになるだろう。
 つづいてトキナー。RMC500mm F8は前述の通り、手放す予定。微妙なのはAT-X 280 AF PROである。標準ズームはほぼキヤノン24-70mm F2.8Lが担っていて、稼働率そのものはかなり低い。しかし、絞り開放でのソフトながら芯のある独特な描写と、絞ったときの解像度の高さは捨てがたい。今のところ、RMC500mmのみか。
 アサヒ・ペンタックスのオールドレンズはどれも画質がいいので残しておきたいところだが、200mm F4は最短撮影距離が長いこともあり、ほとんど使っていない。GX8で使って検証してから検討したい。
 ほかのオールドレンズもペンタックスと同様だ。準広角から標準レンズは画質も使い勝手も問題ない(リコーはやや使いにくいが)。昔の望遠レンズは寄れないところが使いづらい。レアなエリカー200mmもGX8で検証してからの判断になるだろう。
 というわけで、リストラ候補は下記の通り。
・キヤノン EF24-105mm F4L IS USM
・シグマ APO 100-300mm F4 EX DG HSM
・トキナー RMC 500mm F8
・タムロン SP 28-80mm F/3.5-4.2(27A)
・タムロン SP 70-210mm F/3.5-4(52A)
・タムロン SP 70-210mm F/3.5(19AH)
・タムロン SP 60-300mm F/3.8-5.4(23A)
・タムロン 35-70mm F/3.5(17A)
・タムロン 70-150mm F/3.5(20A)
・アサヒ・ペンタックス Super Takumar 200mm F4
・エリカー AUTOMATIC 200mm f3.5
全部で11本。一番売れそうなレンズが、手放すと一番後悔しそうだなぁ。
posted by 坂本竜男 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

GX8でトキナーRMC500mm F8を試す

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 今日はGX8で、トキナーRMC500mm F8を試してみた。M42マウントのミラーレンズで、絞りはF8固定。最短撮影距離は1.5mと、この焦点距離としてはかなり寄れるのが特徴だ。
 レンズを装着すると、レンズが大きくはあるもののバランスはそんなに悪くない。マイクロフォーサーズとしては大柄なボディと、レンジファインダータイプのデザインが効いている。

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 早速、撮ってみる。35mm換算では1,000mmの超望遠になるので、すべて三脚に据えての撮影である。
 フルサイズで使った時と同様、解像度は低い。液晶で拡大してピンを合わせるのだが、どう合わせてもシャープに決まらない。それに、少しモヤがかかったような感じになってしまう。色もややくすんだ出方だ。
 ミラーレンズ特有のリングボケは、うまく出すことができれば表現の一つとしては面白い。しかし、これを自由に出せるかというと、意外に難しい。

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 JR鳥栖駅にて。暑さで空気が揺らいでるせいか、どうやってもピンがこない。全体的に眠い絵になってしまうが、これはそれに加えて少し空気が揺らいでいる。1,000mmならではの圧縮効果は面白いのだが…。

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 絞りはF8固定でマイクロフォーサーズで使うから、500mm望遠(1,000mm相当)でもマクロ以外は意外にボケにくい。被写体と背景の位置関係を考えるとちゃんとボケるが、ピンがきているところはシャープさが欲しい。

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 これは、ややマクロ的な撮り方。これは色の出方やボケ味、リングボケも割と上手くいった方か。しかし、もう少し質感が欲しいところ。キヤノンに比べると表面的な表現だ。

 トキナーRMC500mm F8は、今や少なくなったミラーレンズで、500mmという超望遠ながら軽量コンパクトに収まっている。1.5mまで寄れるのも魅力で、上手く使えば面白い写真が撮れる……はずだったのだが、使いこなしはかなり難しいものがある。F8固定というのも使いにくさにつながっている。GX8での使用は、それが特に目立った印象だ。
 それだけ使いこなしが難しくても、画質が良ければ十分に価値がある。RMC500mmは、ミラーレンズとしても画質はそんなに悪くないが、他のレンズと比べるとかなり劣ると言わざるを得ない。せめてリングボケをもっと簡単に効果的に出せれば、とも思うのだが。
 フルサイズで500mm、マイクロフォーサーズで1,000mmという超望遠を手軽に楽しめるのは素晴らしいが、500mmクラスであればマイクロフォーサーズでもっと簡単に手に入る。画質もそちらの方がいい。僕の使用機材ではRMC500mmを使い続ける理由はなさそうだ。
posted by 坂本竜男 at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ
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