2019年09月11日

ルミックス G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.レビュー

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 ルミックスDMC-GX8を導入して、一ヶ月以上が過ぎた。キヤノンやペンタックスのオールドレンズを試したりはしていたが、基本的にメインのレンズは同時に導入したルミックスG X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.(長いので、以下PZ45-175mm)である。
 このレンズは名前のとおり、F4.0-5.6と決して明るいレンズではない。しかも35mm換算で90-350mmの望遠ズームとは思えない小ささだ。重量はわずか210g。フルサイズをメインに使っている身としては、なんとも心もとない感じである。実際、価格もかなり安いし。だが、この安価なズームレンズに驚いているのである。
 このレンズは電動ズームがついている。僕自身は使うことは滅多にないが、動画には有効な機能だ。
 AFはスムーズで速い。インナーフォーカスなので、ズーミングのときに全長が変わらないのも良い。価格は安いのにナノサーフェスコーティングが施された贅沢仕様。その恩恵を受けて逆光に強く、フレアやゴーストもかなり少ない。
 90-350mm望遠なのに90cmまで寄れる。望遠側ではマクロ的な撮影も可能だ。これはかなり便利。
 そして画質。望遠の割にボケが少ないのは、暗いレンズだしセンサーも小さいからしょうがない。しかし、被写体との距離感と背景を考えればしっかりボケるし、そのボケもなめらかだ。だが、背景によってはうるさくなるので要注意。
 広角側は絞り開放から解像度も高く、描写はかなり良い。マイクロフォーサーズのレンズらしいカッチリした感はあるが、カリカリになりすぎず良い塩梅だ。望遠側は絞り開放では若干甘いが、使えない画質ではない。少し絞れば十分だ。ただ、遠景になればなるほど解像度が落ちる。逆に近くは絞り開放でも結構いける。
 基本的には、定価5万円強のズームレンズとは思えない写りだ。この画質で、しかも軽量コンパクト。おまけに結構寄れる。これが何を意味するのか。実はオールドレンズを除くと、マイクロフォーサーズマウントのレンズはこの一本しか持っていない。しかし、この一本で結構いろいろ撮れてしまっているのだ。まるで標準ズームのように使っているのである。
 もちろん物理的にムリなことはたくさんある。しかし、軽量コンパクトゆえに持ち出すのも積極的になれるし、アングルをいろいろと工夫したり、被写体からの距離を取るために動いたりするのがあまり苦にならない。すると、このレンズの可能性が広がっていくのである。これは、おそらくPZ45-175mmに限ったことではない。マイクロフォーサーズの醍醐味ではないだろうか。
posted by 坂本竜男 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

WISTA 3WAY自由雲台をアルカスイス互換化する

 現在、撮影機材を整理すべく、稼働率が低くなっている機材を改めて検証している。
 そんな中で、一時は手放すことを決意したものの、独自の思想と性能の魅力で手放せないでいる機材がある。それは、WISTAの3WAY自由雲台である。
 もともとこの雲台はアルカスイス互換化を始める前、三脚による縦位置での撮影を安定性があり快適なものにするために導入したものである(詳しくはこちら)。縦位置での撮影でも軸が中心にあるので、一般的な雲台のように不安定になったり三脚を動かしたりする必要がなかった。これがこの雲台の最大の特徴であり、長所だった。
 しかし、アルカスイス互換化を進めてからは、その最大の長所が見劣りするようになった。すると、そこそこ大きくかさばることもあり、仕様頻度はどんどん減っていった。そして、今はほとんど出番がなくなったのである。
 そんな出番がなくなったこの雲台を、もう一度使ってみようと思ったのには理由がある。それは、水平方向の微調整のしやすさである。今使っているレオフォトのNB-46Xも、ジッツオG2271Mも、そのあたりは意外にやりにくい。さすがにハスキーはその二つよりは調整しやすいが、1.2kgもある雲台をジッツオGT2532に組み合わせる気にはなれない。その点、WISTAは一味違うのである。

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 この雲台のボールヘッド部分を固定するノブの横にあるネジ=傾き調整ネジが、台を保持するだけでなく、シフト方向(傾き)の微調整ができるのである。これは使ってみると、とても快適でセッティングしやすいのだ。
 そして、このネジがこの雲台の安定性にも一役買っているのは間違いない。この雲台のボールヘッド部分を見ると、ボール径はせいぜい30mm程度。小型自由雲台並みである。にもかかわらず、固定力があるのはこのネジが保持することで得られる安定性が意外に大きいと思われる。全体の構造も一番の可動部分が中心から大きくずれており、本来なら固定力だけでなくブレにも弱いはずである。しかし、使っていてそれをあまり感じさせないのは、このネジの効果なのだろう。他では見ない独自の構造だが、よく考えられている。

 早速、WISTA 3WAY自由雲台に、余っているMENGSのクイックリリースクランプを取り付け、使ってみることにした。組み合わせる三脚は、もちろんジッツオGT2532である。

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 ジッツオとWISTA。組み合わせてみると、意外に悪くない。ただ、クランプはベストとは言い難いので、要検討か。

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 6D mark IIをセットしてみる。縦も横も良い感じである。何より、従来なら縦位置では使えなかった傾き調整ネジが、しっかり使えるのが良い。
 もともとWISTA 3WAY自由雲台は可動域が広い。真下も真上も大丈夫である(ただ、真上にする場合はMENGSのクランプが干渉するので、もう少し小さなものに変更する必要がある)。そして、ロック時のフレームのズレは、ボールサイズの割には小さい。ただ、これは標準ズームでのテストなので、望遠レンズで再テストする必要はある。
 WISTA 3WAY自由雲台のアルカスイス互換化は思った以上に快適だった。なぜ、もっと早く気づかなかったのだろうという感じだが、もちろん気になる点はある。それはフリクション機能がないこと。ボールヘッドのロックを解除すると、簡単におじぎしてしまう。これが一番のネックだろう。ロック時のフレームのズレも、望遠レンズでは流石に厳しいかもしれない。それに、自由雲台として考えると大きく重くてかさばる。せめて、もう少しこじんまりしてくれれば…と思わなくはない。
 だが、3WAY雲台として考えれば決して大きくないし、もちろん重くもない。むしろ固定力が強い3WAY雲台の中では軽量の部類に入ると言っていい。まぁ、思った以上に良さそうなので、しばらくはこの組み合わせで使ってみるかな。
posted by 坂本竜男 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

アップル、iPhone 11を発表

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 今日、アップルは、iPhoneシリーズの新モデル「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「11 Pro Max」を発表した。

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 iPhone 11の最大の特徴はカメラ機能。間違いなく歴代iPhone最強。とくにProシリーズは、背面に初の3眼カメラを搭載。有効1200万画素の広角レンズ(F1.8)と望遠レンズ(F2.0)、超広角レンズ(F2.4)の3眼カメラを採用している。
 個人的には写真はちゃんとカメラで撮りたいので、大幅強化されたカメラ機能もそこまで魅力は感じない。
 iPhone 9を飛び越えてiPhone Xが発表された時、これでiPhoneは終わり近い将来に新しい形態に移行するのかと思いきや、ここで11の発表。まだまだスマホという形状は続くということか。
 ガラケーの終焉は近い。僕もしぶとくガラケーを使っているが、壊れてしまったときはガラケーそのものがなくなっている可能性も高い。そんなとき、iPhone 11を選ぶかは微妙。30年のアップルユーザーなので、もっとシンプルなiPhoneを作ってくれたらそれを使いたいのだが…。
posted by 坂本竜男 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Apple
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