2019年10月16日

パナライカに見るマイクロフォーサーズの価値

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 ライカ12-60mm F2.8-4.0という、マイクロフォーサーズの中でも飛び切りのレンズを使ってみると、マイクロフォーサーズという規格の価値が見えてくる。
 安価なレンズでも想定以上の画質を誇るマイクロフォーサーズだが、パナライカともなればやはり次元が違う質の高さがある。フルサイズと比べて物足りないのはボケ量くらい。ダイナミックレンジも不利なはずなのだが、うまく使えば意外にそこまで気にならない。端正にしっかりと隅々まで描き出す解像度の高さ、独特の空気感と抜け感、これらをここまでコンパクトなシステムで実現できるのは本当に素晴らしい。描写の良いレンズではマイクロフォーサーズの被写界深度の深さが、逆に大きなメリットにもなるということでもある。
 フルサイズのレンズはミラーレスも含めて、解像度を求めすぎるあまり大きく重くなりすぎている。正直、大きく重くなりすぎだと思う。それに、そこまでの高い解像度が必要なのか?とも思う。
 その点、マイクロフォーサーズはとてもバランスがいい。とくにパナソニックはレンズのラインナップをみる限り、マイクロフォーサーズの特性をよく理解している。程よいサイズ感の中で高画質を叩き出す。画素数を欲張らなければ、画質とシステムのバランスはベストではないかという気がしている。
 マイクロフォーサーズが優れているからといって、フルサイズから完全に乗り換えることはない。フルサイズはメインとして使い続けはするだろう。だからといってフルサイズに対して、マイクロフォーサーズがサブ的な扱いにはならない。目的に応じて二つを使い分けることになると思う。メインシステム二本立てである。
posted by 坂本竜男 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

LEICA 12-60mm F2.8-4.0を軽く検証してみる

 ライカ12-60mm F2.8-4.0を軽く検証する意味も含めて、カメラを持って近所をぶらり。

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 まずは家の前。マクロ的な撮影ではピンがきているところはしっかり解像。背景もなめらかにボケる。色合いもいい感じだ。

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 ハーフマクロを超える最大撮影倍率0.6倍、撮影最短距離20cm(ワイド側)24cm(テレ側)というスペックは、マクロレンズなみに草花が撮りやすい。寄れるしボケるし解像度もしっかり高い。解像度は高いのに、以前、使わせていただいたオリンパス12-40mm F2.8 PROよりも柔らかい印象。これも僕好みの表現だ。

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 絞り開放でもこの解像度の高さ。キレがいいのに、必要以上にカリカリな印象はなぜか少ない。破綻のない安定した表現だ。

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 この解像度の高さ、キレの良さは乗り物や建物にはぴったり。見事に破綻することなくキッチリと描き出す。その一方で草花なども自然に表現してしまうから恐れ入る。絶対的なボケ量とダイナミックレンジはLレンズに軍配があがるが、解像度の高さでは上回るかもしれない。ダイナミックレンジもシビアに比べればわかる程度。かなり僅差に迫る印象だ。
 この画質を持ったレンズが24-120mmまでをカバーし、しかもわずか320gという軽さ。しかも、マクロ並みに寄れる。このフットワークの軽さは写真の出来上がりにもしっかり反映されるのは間違いない。
posted by 坂本竜男 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

LPL コピースタンドCS-5導入

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 LPLの中型コピースタンド CS-5を導入した。コピースタンドとは複写台のこと。被写体を真上から撮影するための機材で、主に絵画や本、印刷物などの撮影に用いる。
 絵画の撮影は仕事で定期的にしているのだが、それまでは三脚による俯瞰撮影で済ませていた。しかし、セッティングが意外に面倒なのである。そこで、簡単でスピーディにセッティングできるコピースタンドを導入したのだ。

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 アルカスイス互換クランプを取り付けて、6D mark IIをセット。使い勝手をみてみる。
 精度もキチンと出ているし、セットしてからの上下への微調整も簡単でスムーズ。セットした時の安定度も高い。これは三脚よりもかなりラクで精度を出しやすい。もっと早く導入すべきだった!
posted by 坂本竜男 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ
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