2020年06月17日

アナログプレーヤー選びのために、所有レコードを見直す

 オーディオで音質を追求しすぎると、ソフトの方も必要以上に録音の良さを優先しがちになる。これがレコードになると、録音以外にも盤の状態、厚みにも違いがあり、シビアに音質を突き詰めるならレコードごとに調整が必要だ。そして、それでも録音が良くない盤はいい音では楽しめない。そこで録音が良いレコードばかりを集めてしまう。でも、これは音楽を楽しむという点では本末転倒だ。
 アナログプレーヤー選びで一番大事なものはなんなのだろうか?ターンテーブル?トーンアーム?カートリッジ?フォノイコ?いずれも大事な要素だが、これらのバランスと相性が大事だ。そしてそれ以上に、聴いているレコードが重要ではないだろうか。
 僕が所有しているレコードを見直してみると、やはり60年代から80年代のロック・ポピュラーが一番多い。その中には現代の優秀録音以上に録音が良いものが何枚もある。だが、盤の状態が良くないものも少なくない。そして、意外に50年代・60年代のジャズもそれなりにある。音質はそこそこの物が多い。優秀録音盤は少ない。盤の状態は良くないものがやや多め。音質はクラシックはわずか10枚程度。これも音質はそこそこ。そして7インチEP盤が20数枚。12インチシングルが数枚。モノラル盤はざっと見た限りでは2〜3枚だ。
 これらを踏まえると、今のところはモノラルカートリッジの必要性はない。あとは優秀録音盤とそこそこのレコード、状態が良くないものをどうするか。オール80点の優等生タイプを選んで、それに他を合わせて組んでいくか。優秀録音盤用は違うカートリッジを選ぶのか。
 僕は基本的には面倒臭がりなので、カートリッジを頻繁に変えることは(おそらく)しない。回転数の変更は簡単な方が良い。レガはぴったりに感じるが、回転数を変えるのは少々面倒だ。
 そもそも、AT-PL300という安価な製品で(多少使いこなしを工夫したとはいえ)概ね満足していた僕に、AT-PL300の何倍もの金額をかける意味があるのだろうか?
 レコードの場合、盤の差が大きいので、出来のいいローエンドモデルと高級機の差が意外に小さく感じることが多い。その差が明確のは優秀録音盤くらい。あとは違いはもちろんあるが、価格差ほどの差はない気がしている。それを考えると、以前と比べると安価なはずの10万円というラインも高すぎる可能性もあるのではないか?そんなことを考えてしまうのである。
 どうも僕は、アナログプレーヤー選びの無限ループに入ってしまったようだ。
posted by 坂本竜男 at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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