2020年08月11日

欲望(Desire)

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 ボブ・ディランの70年代の傑作。いつも60年代の歴史的名盤に引っ張られ、なかなか聴く回数が増えなかったが、改めてやっぱり良いアルバムだ。ボブ・ディランがどの時代もいい意味で尖った存在であることを裏付けるかのようなアルバムの一枚だ。
 当時、レコーディングには有名無名問わず多くのミュージシャンが集められ、最終的にはほぼ無名ようなミュージシャンたちで作られたアルバムらしい。しかし、それを感じさせないどころか新しいディランの音楽性を打ち出した素晴らしい内容になっており、ディラン最大のヒットになっている。個人的にはスカーレット・リヴェラのヴァイオリンがまた、たまらない!
 日本では意外に語られることが比較的少ない気がするが、もっともっと語られるべきアルバムだ。
posted by 坂本竜男 at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

レイト・フォー・ザ・スカイ

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 久しぶりにジャクソン・ブラウンのレイト・フォー・スカイを引っ張り出す。70年代の彼の代表作。傑作の一枚だ。
 このアルバムを聴いていて不思議なのは、青春時代のような切ないというか甘酸っぱいというか、そんな心持ちになることだ。決して学生時代のリアルタイムではないのに、だ。それだけ若い時の自分を思い出させるような、心に響く特別な「何か」があるのだろう。
 そんなこともあって、このアルバムは僕にとってちょっと特別な存在なのだ。
posted by 坂本竜男 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

我が家のプライマー A30.1について

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 10年以上前、オーディオ趣味に狂っていた頃は1年に何度も機材が入れ替わり、音とシステムが安定するヒマがなかった。スピーカーもアンプもCDプレーヤーも次々に入れ替わっていた。
 そんな中、ずっと手放さずに手元に残っているのがこのプライマーのプリメインアンプ、A30.1である。
 プライマーはもともとデンマークのメーカーだったが、いつのまにかスウェーデンに変わり、音も音離れの良いスッキリ系に変わった。このA30.1は当時のプライマーのフラッグシップで、洗練されたデザインと音質の良さに惚れ込み、15年以上前に手に入れたものだ。以来、マークレビンソンやジェフローランド、ラックスマンなどの高級アンプが我が家にやってきたときも手放すことがなかったのは、やはり心に引っかかるものがあったのだろう。
 前にもブログで書いているが、我が家のA30.1は友人の手により改造されている。改めてその内容を記すと、
    ・カップリングコンデンサ交換
    ・SBD交換
    ・出力リレー交換
    ・インレット交換
    ・内部配線交換
    ・インシュレーター交換
    ・SPターミナル交換
    ・TRシート交換
である。ノーマルでは情報量は多く音離れは良いが、やや薄味で低域のグリップ力に物足りなさを感じていた。それがこの改造により、ノーマルの良さを生かしながらも音に濃さと力強さ、低域のグリップ感が出てきた。これでこのアンプに僕の不満はなくなった。
 A30.1の気に入っているところは音とデザインだけではない。基本的には電源スイッチ入れっぱなしで、使わないときはスタンバイモードにしておくのだが、これが実は使う上で具合がいい。電源を入れてから本来の音になるまで少々時間がかかるが、その時間が最低限で済むのだ。
 そして、このアンプがフルバランス構成であること。我が家のデジタル系は業務用機材なので、バランス接続がベスト。バランス接続で本領を発揮するA30.1はベストマッチである。
 最後に、位相反転スイッチがついていること。古い音源には位相が逆相で録音されているものがある。それらは当然音に違和感があるわけだが、録音が悪いディスクとして片付けがちである。しかし、位相を反転させることにより蘇るディスクが存在するのだ(もちろん全てではないが)。一般的なシステムでもスピーカーケーブルのプラスとマイナスを入れ替えれば位相反転は可能だが、正直ちょこちょこやるには面倒だ。その点、ボタン一つで変えることができるのはとても便利なのである。
 こういった理由で、プライマーA30.1 は我が家のオーディオシステムの要と言える存在になっている。
 大いに気に入っているA30.1だが、心配事もある。まず、まぁまぁ古い製品であり改造もしているので、今後のメンテナンスに不安がある。改造してくれた友人は多忙で、今後メンテナンスをお願いできるかわからない。ときどき音が不安定になることがあるので、ちょっと心配である。
 このアンプと同等のものは滅多にないと思うし、近いものはあってもいくつかの点で妥協せざるを得ないだろう。それがいい方向に行くかどうかもわからない。今はトラブルなく動き続けてくれることを願うばかりだ。
posted by 坂本竜男 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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