



軒下デジカメ情報局に、富士フイルムX-E4のリーク画像とスペック、価格に関する情報が掲載された。
米国価格はボディが849ドル、XF27mmキットが1049ドル。日本ではボディのみだと10万円切るくらいかな?
以下は掲載されたスペック。
- 有効26.1MP APS-C X-Trans CMOS 4センサー
- メディア:SD/SDHC/SDXC
- ISO範囲:ISO160-12800(拡張でISO80-51200)
- メカシャッター:60分-1/4000秒(S/Mモード)
- 電子シャッター:15分-1/32000秒(S/Mモード)
- シンクロ:1/180秒
- 連写(電子シャッター、1.25倍クロップ):30コマ/秒
- 連写(電子シャッター):20コマ/秒
- 連写(メカシャッター):8コマ/秒
- AF:インテリジェントハイブリッドAF(コントラスト/位相差)
- 低輝度AF:コントラスト-4EV、位相差-7EV(XF50mm F1.0使用時)
- EVF:0.39インチ有機EL、236万ドット、アイレリーフ17.5mm、倍率0.62倍
- モニタ:3型チルト式162万ドット、タッチパネル、アスペクトレシオ3:2
- 動画:DCI4K 30fps、4K 30fps、フルHD 60fps、フルHDハイスピード 240fps
- フィルムシミュレーション:18モード
- Wi-FI、Bluetooth内蔵
- 端子:USB-C(USB3.2 Gen1x1)、HDMI micro(TypeD)
- バッテリー:NP-W126S、バッテリーライフは380枚
- 大きさ:121.3 x 72.9 x 32.7mm
- 重さ:364グラム(バッテリー、SDカード含む)、315グラム(ボディのみ)
これによると、センサーがX-Trans CMOS 4センサーになり、連写速度や液晶モニタの解像度が強化。液晶モニタは自撮りに対応したチルト式になるようだ。そして、やはり手ぶれ補正は搭載されない。ファインダーも改善が見られないのは残念。背面のボタンやダイヤルは縮小され、シンプルになった。ジョイスティックボタンはもう少し上の方が使い勝手は良さそうだが、そこの見直しは行われなかったようだ。
あとはタッチパネルの改善がどれだけなされているかが気になるところ。ルミックス並までいけば文句なしなのだが。あとは背面の右手親指が当たるあたりの出っ張りがなくなり、フラットなデザインになっているところは意見が分かれるだろう。見た目はシンプルで良くなっているように見えるが、確実にグリップは悪くなっているはず。購入する場合、後付けのグリップは必須かもしれない。
このリーク画像と詳細を見る限り、基本的にはX-E3から劇的に進化しているわけではないが、必要な部分はアップデートしている印象だ。今主流のVlogなど動画を強く意識したものではなく、あくまでもスチル撮影に重きを置いているように感じる。賛否両論あると思うが、X-E4は、僕にとって初めての富士フイルムのカメラとして有力な候補になりそうだ。