
ついに、以前から気になっていた単焦点レンズ、中一光学 SPEEDMASTER 25mm F0.95を導入した。驚異の明るさF0.95を誇るレンズである。
マイクロフォーサーズでF0.95のレンズと言えば、フォクトレンダーのNOKTONが有名だ。写りは絞り開放ではかなりやわらかいが、絞るにつれて解像度が一気に高くなり、一本のレンズで二つの描写を楽しめるレンズとしても知られている。そのビルドクォリティも極めて高く、所有欲を間違いなく満たしてくれるが、マイクロフォーサーズのレンズとしてはやや大柄で重量も重めである。
一方、中一光学 SPEEDMASTER 25mm F0.95は、F0.95とは思えないコンパクトさが印象的だ。写りは絞り開放からピント面はシャープで解像度も高い。そのせいか、背景を考えないとボケが煩くなる傾向はあるようだ。とは言え、F0.95から得られるボケはマイクロフォーサーズとは思えないほど。ネットでの作例やレビューを見る限り、大いに期待してしまうレンズである。


F0.95のレンズとしては極めてコンパクトなので、ひとまずGM1に装着。レンズの長さはそれなりにあるが、径が小さいのでおさまりは悪くない。はたしてF0.95の世界は?そして、どんな描写を見せてくれるのか。これから使うのが楽しみだ。