




雨上がりはしっとりした空気感と雨粒の輝きが美しく、カメラを持って散策するには良いタイミングだ。緑はより輝きを増し、草花はしっとりとした美しさにしずくの輝きを纏う。貴重な時間帯だ。
七工匠35mm F0.95は、その美しさを見事に捉え際立たせる。絞り開放でピント面の解像度を確保できていることもあって、画像は決して破綻することはなく、絞りによる表現の幅が思いのほか広い。
散策をしていると、アスファルトがだいぶ乾き始めた。すると、さっきまでの独特のしっとりした輝きはだいぶ薄まってくる。この美しい時間は儚いのだ。