2021年05月04日

ターンテーブルシートを具体的に検討する

 近い将来、カートリッジをデノン DL-103に交換するのはとりあえず決定。そのあとにEQカーブを変えることができる合研ラボのフォノイコを導入すれば、長く高音質で楽しめるアナログシステムになると考えている。ただ、現状の機器でもまだ良くはできるはず。そこで、まずはテーンテーブルシートの導入をすることに決めた。
 標準でターンテーブルシートがついてない状態でアームの高さ調整の幅が上下3mmだから、今のカートリッジのままでは最高で3mm厚のターンテーブルシートしか使えないことになる。よって、3mm以下の製品から選ぶ必要がある。
 では、素材は何が良いか?AT-LP7はどちらかといえば、脚を除けばハードでリジッドな方向性にある。プラッターも厚くてしっかりしており鳴きは少ないが、振動しないわけではない。ここはガラスや金属などのハード系ではなくて、ソフト系で攻めてみたい。具体的には、ゴム系、コルク系、紙系、革系などがあげられる。
 では、具体的にはどんな製品があるのか?
BR_ONEue_1600.png
 まずは、オヤイデ BR-ONE。ブチルゴム製で厚みは1mm。価格も2,000円ほどと安い。ブチルゴムは音を殺してしまうという人もいるが、うまく使えば制振には効果的だ。厚みも1mmしかないので使いやすいし、制振効果も程よいのではないかと想像している。

ds9-diskunion_4988044906198.jpeg

 次はディスクユニオンのコルクターンテーブルマット2mm。こちらも安くて手を出しやすい。ポルトガル産のコルクよりも柔らかさが特徴の「日本産のコルク」とある。制振効果だけでなく、放電効果も優れているとのこと。

05171138_573a843058901.jpg

 ティアック TA-TS30UN。和紙(雲流紙)を使ったターンテーブルシートだ。厚みは1mm。価格は一気に倍くらいになる。公式サイトによると、帯電のしにくさと高い耐久性を謳っているが、制振効果には触れられていない。

4727n.jpg
 47研究所 Model 4727,4728。4727は鹿革、4728は豚革。厚みは共に1mm。音質的な違いは強いて言えば豚皮の方がややソフトとのこと。ある方は選ぶなら鹿革とおっしゃっている。価格は4728はオヤイデの約2倍。4729はさらにその倍。評判は悪くないし、AT-LP7にも合いそうな気はする。

lanui_01fouwgnqdxb7chi.jpeg
 最後はfo.Q TS-C01。高機能制振材料と薄型コルクシートを複合したターンテーブルシート。0.5mm厚のシート2枚組。価格はさらに高くなり、オヤイデの3倍強。fo.Qは独自の制振製品で知られているが、効果がありすぎる(音が死んでしまう)との声もある。その点、極薄のこの製品は効果も程よいのではないかという気がしなくもない。

 今のところ、候補にあげているのはこの5製品。いずれもネットでのレビューが意外に少ないし、そもそも使っているプレーヤーも環境も違うので、傾向は掴めるかもしれないが明確な決定打にはなりにくい。やはり試してみないとわからない部分は多々ある。
 そうなると、試しやすいのはディスクユニオンかオヤイデといった安価な製品からということになる。ただ、これはこれでやっかいだ。仮に一番安い製品がベストだったとしても、より高い製品を試してからその事実に気づくことが多いからだ。実際、僕はそれで無駄に散財してきている。まぁ、ダメだったらヤフオクで売ればいいか(というか、そのくらいの気持ちでないと試せないかも)。
posted by 坂本竜男 at 14:43| Comment(331) | TrackBack(0) | オーディオ

デノン DL-103を使ってみたい

 そろそろ、アナログプレーヤーに手を入れたい。そんな気持ちが急激に膨らんでいる。まずはターンテーブルマットからと思っているが、カートリッジの交換やフォノイコライザーの導入も視野に入れている。その中で、カートリッジの交換はできれば早めに実行したい。というのも、使いたいカートリッジがあるからだ。
EL_DL-103_D.png

 そのカートリッジはデノン DL-103。オーディオでアナログを導入している人ならほとんどの人が知っている、日本のカートリッジのスタンダードと言って良い製品だ。
 僕が最初にアナログプレーヤーを買った時、すでにカートリッジの価格は高騰し始めており、その中で比較的価格が安くもっと古くから存在する-103は、ちょと時代遅れの製品だと勝手に思い込んでいた。当時の僕は軽量・軽針圧のハイコンプライアンスのカートリッジが最良と信じ、その道を突き進んでいた。
 高解像度で情報量が多いハイコンプライアンスのカートリッジは、その反面繊細で神経質でもあった。そして何より高価な製品が多かった。ちなみに当時も十分に高価だったが、今はさらに価格は高騰している。
 カートリッジは所詮消耗品。高価なカートリッジを常用するのはどうかという思いも大きくなっていった。そして、頻繁なモデルチェンジも問題だった。気に入った製品があっても、モデルチェンジで音が変われば、他の製品を検討する必要がある。長く使い続けづらいのだ。
 そこで存在感を増してきたのがDL-103だった。半世紀にわたり作り続けられているロングラン製品であり、今でこそ価格も上がっているが、それでも他の同等の性能を持つ製品よりも安価だ。それに、もともと業務用なので耐久性も音楽への対応の広さも折り紙付きだ。
 DL-103は海外ではずっと高い評価を受け続けている。また、日本でも一定の評価を受けているだけでなく、再評価する向きもある。個人的には、将来導入予定のフォノイコの最有力候補である合研ラボが、製品開発のカートリッジにDL-103を用いていることも大きい。
 DL-103の音質の傾向は、長く音楽を楽しむのにはベストの選択とも感じる。あとはAT-LP7との相性がどうかだ。悪くはないと思うが、はたしてどうだろうか?
posted by 坂本竜男 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
Powered by さくらのブログ