2021年08月19日

欠点が長所

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 久しぶりに、Pixco CCTV 25mm f/1.4を持ち出してみた。組み合わせるのはルミックスGM1。極めてコンパクトな「遊べる」組み合わせである。

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 もともと監視ビデオ用カメラのレンズだから、中央部分はそれなりに画質を確保しているが、周辺はすごい。まず、ケラレるし、減光がすごいし、解像度が低いどころか流れまくってグルグルボケになる。逆光も極めて弱く、フレーム内に光源を入れると盛大にゴーストとフレアが出る。欠点のオンパレードのようなレンズだ。
 しかし、それを表現の一つして捉えると、途端に面白くなる。現代のレンズでは難しい表現が容易にできるからだ。
 最新の上質なレンズは絞り開放から解像度が高く、しかも隅々までしっかり解像し、フリンジや流れもほとんどない。逆光にも強い。すこぶる優秀な描写をする。だが、そんな優等生すぎる描写だけが写真の醍醐味ではない。最近の高解像度な流れへのアンチテーゼとしても、こんなレンズには価値がある。
 今日、久しぶりに持ち出して、その面白さを改めて実感した。だが、面白いだけで終わるのはもったいない。この面白さを維持しながら、表現方法の一つとしてより面白い表現ができないかと考えている。それがもしある程度確立できたら、写真はさらに面白くなるだろうね。
posted by 坂本竜男 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮影機材

創刊10周年記念ノベルティのサンプルが届いた

 今、制作を進めているエゴイスタス創刊10周年記念ノベルティのサンプルが届いた。
 初めて制作をお願いする業者さんなのだが、これがなかなかの出来栄え。これは気持ちも高揚する。エゴイスタス制作にもより高いテンションで臨めるというものだ。
 このノベルティは、エゴイスタスvol.40の配本と同時に配布予定。まだまだvol.40の方は制作が始まったばかりだが、発行予定の来月が楽しみで仕方がないなぁ。
posted by 坂本竜男 at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | egoístas

横大路家住宅(千年家)を訪れる

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 今日は仕事で、新宮町の横大路家住宅(千年家)を訪れた。
 横大路家住宅(千年家)は17世紀中期に建築されたといわれ、九州で最も古い民家として昭和52年に国の重要文化財の指定を受けている。とても貴重な建築である。

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 屋根は全て「茅」で葺かれている。やはり藁葺の屋根には独自の美しさがある。今は維持することも難しくなってきているが、できれば残し続けて欲しい様式だ。
 横大路家住宅は、最澄が中国から帰国した折りに寄宿し、世話になったお礼として「横大路」の性と「毘沙門天の像」「法理の火」「岩井の水」が贈られた。この「法理の火」を千年以上守り続けていることから「千年家」とも呼ばれている。「毘沙門天の像」は最澄が手彫りしたと言われ、毎年4月13日の「御開帳祭」の日だけ見ることができる。
 今回は緊急事態宣言の発令中ということもあり、建物の外のみを撮影。誰とも会わず、淡々と撮影を済ませて帰った。寂しい気もするが、今のこの状況では撮影ができるだけ良い方。これは仕方がないね。
posted by 坂本竜男 at 13:13| Comment(5) | TrackBack(0) | 建築
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