ここ数号のエゴイスタスの自分の記事が、一部で予想以上の評価をいただいている。そして、ある程度したら一冊にまとめてみてはどうか?とまで言ってくださる方もおられる。これは素直に嬉しいことなのだが、喜ぶと同時にハッとしたのである。そうだ。僕がやりたかったことの一つが、まさにそれだったのだと。
つまり、自分で取材し(写真を撮り、文章を書き)、自分で編集・デザインをして本にする。そして、自分で販売する。まさにインディーズ出版そのものである。
もちろん、エゴイスタスのページを集めて再編集するだけではダメだ。もっと掘り下げるべきかもしれないし、違う視点を加えた方がいいかもしれない。しかし、ヒントになるものや、土台になりそうなものはすでにある。僕が形にしたかったものが具体的になるの日は、思ったよりも早く来るかもしれない。
2021年09月16日
GOEN トルコと日本の131年のご縁 被災地復興の架け橋展






今日は福岡アジア美術館で今日から開催の「GOEN トルコと日本の131年のご縁 被災地復興の架け橋展」へ。
この展示は、エゴイスタスにも寄稿していただいたことがある、エンシジ・ムラートさんが主催されている。昨年の豪雨被災があった人吉の復興支援、トルコと日本の文化交流、二国のご縁の歴史、トルコの文化紹介などなど。ムラートさんが普段から力を入れておられることを形にした、大きな意義のある展示だ。
トルコから単身日本に来られて仕事でも成功を収められたムラートさん。それは間違いなくムラートさんの努力と人柄と才覚があってだと思うが、日本への恩返しとして、またトルコと日本の架け橋として頑張っておられる。このことは本当に頭が下がる。そのことを知っていただく意味でも、足を運んでいただきたい展示だ。僕も見習わなければいけないね。
