2021年11月10日
またInstagramにログインできなくなった
またInstagramの個人アカウントにログインできなくなった。これでまた、3日はほったらかしだ。仕事用アカウントでもっと投稿しろってことかなぁ。
Topping E30
虹の根元
2021年11月09日
まずはDACを検討してみよう
オーディオ機器の大幅入れ替えを考えているとはいえ、どの機器も壊れているわけではない。ただ、DACが使えてないだけである。そこで、DAC用として使っていたT.C.エレクトロニックM3000の代わりになる製品を検討してみた。
正直、あまりコストはかけたくない。サイズはコンパクトであること。できればデザインはシンプルであること。入力は同軸があること。GaN電源が使えること。ハイレゾは必ず対応してなくても良い。出力はXLRがあるとベター。
おそらくPC向け(デスクトップオーディオ)のUSB DACの中に、適した製品がありそう。価格を抑えるなら中華製DACも有力な候補になるだろう。SMSLやToppingといったメーカーならコンパクトで見た目もよく、評判が良いものも多い。
気になるのは信頼性だ。そして、評判が本当かということ。カメラの世界では、レンズや三脚では中華製がかなり良くなってきていて、僕自身もいくつか使っている。それを考えると、使える機器は意外に多いのではないかという期待もある。でも、メジャーなメーカーと比べて価格は安価とはいえ、ここにも深い沼が待っていそうだなぁ。
正直、あまりコストはかけたくない。サイズはコンパクトであること。できればデザインはシンプルであること。入力は同軸があること。GaN電源が使えること。ハイレゾは必ず対応してなくても良い。出力はXLRがあるとベター。
おそらくPC向け(デスクトップオーディオ)のUSB DACの中に、適した製品がありそう。価格を抑えるなら中華製DACも有力な候補になるだろう。SMSLやToppingといったメーカーならコンパクトで見た目もよく、評判が良いものも多い。
気になるのは信頼性だ。そして、評判が本当かということ。カメラの世界では、レンズや三脚では中華製がかなり良くなってきていて、僕自身もいくつか使っている。それを考えると、使える機器は意外に多いのではないかという期待もある。でも、メジャーなメーカーと比べて価格は安価とはいえ、ここにも深い沼が待っていそうだなぁ。
2021年11月08日
GaN(窒化ガリウム)電源って?
オーディオについて久しぶりに調べていると、聞き慣れない名称がチラチラ目につく。その中の一つが、GaN(窒化ガリウム)電源。GaN (Gallium Nitride:窒化ガリウム)とは、その優れた耐圧性と電力効率により「次世代のパワー半導体素材」として注目されている技術。身近なところでは、PC用のUSB-C充電器に採用された製品が発売されている。
オーディオ用にGaN電源を導入する一番簡単な方法は、そのGaN採用充電器にUSB-C→DCジャック変換ケーブルを使い、外部ACアダプターの代わりに使うというものだ。
とあるマニアのお話では絶大な効果があるらしく、とくに信号系を扱うフォノイコライザーやDACでは効果が大きいらしい。アナログプレーヤーの回転も安定するそうだ。
たとえば、エレコムのGaN USB PD対応 AC充電器なら一つ数千円で買える。出費はオーディオ趣味としては安価で済む。一つ試して効果があれば、使える機器は全て使ってみたくなるだろう。とくに信号系は。すると、DACはアンプ一体型ではなく単体の方が良い。でも、選択肢が大幅に広がるし、最終的に機器の数も増える。そうやって沼に沈んでいくのだ。どこで線を引くかが大事だなぁ。
オーディオ用にGaN電源を導入する一番簡単な方法は、そのGaN採用充電器にUSB-C→DCジャック変換ケーブルを使い、外部ACアダプターの代わりに使うというものだ。
とあるマニアのお話では絶大な効果があるらしく、とくに信号系を扱うフォノイコライザーやDACでは効果が大きいらしい。アナログプレーヤーの回転も安定するそうだ。
たとえば、エレコムのGaN USB PD対応 AC充電器なら一つ数千円で買える。出費はオーディオ趣味としては安価で済む。一つ試して効果があれば、使える機器は全て使ってみたくなるだろう。とくに信号系は。すると、DACはアンプ一体型ではなく単体の方が良い。でも、選択肢が大幅に広がるし、最終的に機器の数も増える。そうやって沼に沈んでいくのだ。どこで線を引くかが大事だなぁ。
もし、オーディオシステムを入れ替えるなら?
さて、我が家のオーディオシステムでスピーカーとアナログプレーヤー以外を全て入れ替えるとして、低予算だとどんなものが考えられるだろうか?

まず一番シンプルなのは、ネットワークCDレシーバーだろう。アンプ、CDプレーヤー、ネットワークプレーヤーが一緒になったタイプ。具体的には、評判の良いマランツM-CR612あたりだろうか。これならアナログプレーヤーも繋げれるし、一体型だからスペースもとらない。一番シンプルでお手軽。コストは6万円くらい。ただ、どうも製造中止になっているようなので、流通在庫か中古を狙うしかなさそう。

次は、CDプレーヤーのかわりにBDプレーヤーを使う案。たとえば、ソニーBDP-S6700なら2万円でSACDも聴ける。シンプルで小ぶりなデザインも良い。ACは低価格製品によくある電源アダプターだが、これは逆に対策可能で音質アップも見込める(この点については別の機会に触れたい)。
だが、出力はアナログOUTがなく、デジタルOUT(同軸)のみ。つまり、DACが別途必要になる。

そこで、DAC内蔵アンプ。ティアックAI-301DA-SPなら同軸のデジタル入力があり、アナログ入力も2系列備えている。サイズもコンパクトだ。新しい製品ではないがある程度評価も高く、安心して使えそう。価格は4万円ほどだ。
というわけで、どちらにしても6万円ほどで入れ替えは可能なようだ。あとは音質と使い勝手だ。一体型の方が使い勝手はいいかもしれないが、面白そうなのはBDプレーヤー+DAC内蔵アンプだ。どちらにしても高額な製品ではないので導入しやすいし、もっと手軽に楽しめるだろう。
これにここ数年話題の中華製アンプやDACを選択肢に加えると、数は一気に増えてしまう。これはこれで面白そうだし、近年の中華製品は侮れないものが多いから、びっくりするような発見もあるだろう。でも、そこまでたどり着くのは大変かもしれないし、実はオーディオにかける熱量もそんなにはない。ソニー+ティアックで音楽が楽しければ良いけどなぁ。

まず一番シンプルなのは、ネットワークCDレシーバーだろう。アンプ、CDプレーヤー、ネットワークプレーヤーが一緒になったタイプ。具体的には、評判の良いマランツM-CR612あたりだろうか。これならアナログプレーヤーも繋げれるし、一体型だからスペースもとらない。一番シンプルでお手軽。コストは6万円くらい。ただ、どうも製造中止になっているようなので、流通在庫か中古を狙うしかなさそう。

次は、CDプレーヤーのかわりにBDプレーヤーを使う案。たとえば、ソニーBDP-S6700なら2万円でSACDも聴ける。シンプルで小ぶりなデザインも良い。ACは低価格製品によくある電源アダプターだが、これは逆に対策可能で音質アップも見込める(この点については別の機会に触れたい)。
だが、出力はアナログOUTがなく、デジタルOUT(同軸)のみ。つまり、DACが別途必要になる。

そこで、DAC内蔵アンプ。ティアックAI-301DA-SPなら同軸のデジタル入力があり、アナログ入力も2系列備えている。サイズもコンパクトだ。新しい製品ではないがある程度評価も高く、安心して使えそう。価格は4万円ほどだ。
というわけで、どちらにしても6万円ほどで入れ替えは可能なようだ。あとは音質と使い勝手だ。一体型の方が使い勝手はいいかもしれないが、面白そうなのはBDプレーヤー+DAC内蔵アンプだ。どちらにしても高額な製品ではないので導入しやすいし、もっと手軽に楽しめるだろう。
これにここ数年話題の中華製アンプやDACを選択肢に加えると、数は一気に増えてしまう。これはこれで面白そうだし、近年の中華製品は侮れないものが多いから、びっくりするような発見もあるだろう。でも、そこまでたどり着くのは大変かもしれないし、実はオーディオにかける熱量もそんなにはない。ソニー+ティアックで音楽が楽しければ良いけどなぁ。
地元の秋を切り取る
機能の晴天とは打って変わって、今日は薄曇り。そして、夕方には雨になるという。そこで、雨が降りださないうちに、休憩を兼ねてカメラ片手に近所を散策。地元もだいぶ空きが深まってきていた。

今年のコスモスは例年よりも少し控えめな印象。これは近所だけなのか?

モミジが赤く色づくのはまだまだこれから。しかし、その途中も十分綺麗だ。

桜の葉はだいぶ赤く色づき、すでに散り始めている。この枝に2枚だけ残った葉が、なんとも言えずいい感じ。
GX8とマニュアルレンズの組み合わせは見た目も良いし、持ち出しやすい大きさと佇まいで撮る気にさせる。G9 PROと比べてざっくりしたAFも、マニュアルなら関係ない。じっくり風景と睨めっこしながら、お気に入りの瞬間を切り取るのに、この組み合わせはかなり良いなぁ。

今年のコスモスは例年よりも少し控えめな印象。これは近所だけなのか?

モミジが赤く色づくのはまだまだこれから。しかし、その途中も十分綺麗だ。

桜の葉はだいぶ赤く色づき、すでに散り始めている。この枝に2枚だけ残った葉が、なんとも言えずいい感じ。
GX8とマニュアルレンズの組み合わせは見た目も良いし、持ち出しやすい大きさと佇まいで撮る気にさせる。G9 PROと比べてざっくりしたAFも、マニュアルなら関係ない。じっくり風景と睨めっこしながら、お気に入りの瞬間を切り取るのに、この組み合わせはかなり良いなぁ。
2021年11月07日
オーディオシステムを大幅に入れ替えたい
T.C.エレクロトニック M3000の件がきっかけで、使っているオーディオ機器への不満と不安が一気に膨らんでしまっている。オーディオマニア的な方向性への妙な嫌悪感もある。
CDに関してはもっとシンプルなものにしたいという気持ちも大きいし、リモコンがワイヤードだったりと業務用ゆえの不便さも今更だが気になり出した。サイズ感もちょっと大きすぎだ。
アンプはすごく気に入っていて20年くらい使っているが、さすがに大きく重いので、もっと小さくてもいいかなと思っている。それに、友人に改造してもらっているので、メーカーの保証はない。メンテしてくれていた友人は今は多忙で、なにかあったときにすぐに対応してもらえるかどうかはわからない。というか、あまり迷惑をかけたくない。
というわけで、スピーカーとアナログプレーヤーを除いて、すべてを入れ替えたいという気持ちが高まっているのだ。
だが、これらの機器を処分しても、大した金額にはならないだろう。正直、オーディオに多額のお金をかける気持ちはないので、安くて音楽が楽しめる音を得られれば良いかな、と思っている(実はそこが意外と厄介ではあるのだが)。JOGOスピーカーが軸にあれば、それは可能なはずだ。
では、具体的にはどんな機器が良いのだろう?しばらくオーディオを離れていたので、今のオーディオ事情はよくわからない。ただ、PCオーディオはやりたくない。そこそこ枚数のあるCDとLPを、ちゃんとプレーヤーにセットして楽しみたいのだ。
果たして僕が求めるような機器は、求めているような価格で存在するのだろうか?
CDに関してはもっとシンプルなものにしたいという気持ちも大きいし、リモコンがワイヤードだったりと業務用ゆえの不便さも今更だが気になり出した。サイズ感もちょっと大きすぎだ。
アンプはすごく気に入っていて20年くらい使っているが、さすがに大きく重いので、もっと小さくてもいいかなと思っている。それに、友人に改造してもらっているので、メーカーの保証はない。メンテしてくれていた友人は今は多忙で、なにかあったときにすぐに対応してもらえるかどうかはわからない。というか、あまり迷惑をかけたくない。
というわけで、スピーカーとアナログプレーヤーを除いて、すべてを入れ替えたいという気持ちが高まっているのだ。
だが、これらの機器を処分しても、大した金額にはならないだろう。正直、オーディオに多額のお金をかける気持ちはないので、安くて音楽が楽しめる音を得られれば良いかな、と思っている(実はそこが意外と厄介ではあるのだが)。JOGOスピーカーが軸にあれば、それは可能なはずだ。
では、具体的にはどんな機器が良いのだろう?しばらくオーディオを離れていたので、今のオーディオ事情はよくわからない。ただ、PCオーディオはやりたくない。そこそこ枚数のあるCDとLPを、ちゃんとプレーヤーにセットして楽しみたいのだ。
果たして僕が求めるような機器は、求めているような価格で存在するのだろうか?
突然、筑後広域公園で撮影に



今日は突然、筑後市の筑後広域公園で撮影になった。天気は快晴。撮影日としては最高に思えなくもないが、今回は人物撮影ということもあって、この天気の良さはちょっと厄介だ。
光は強すぎるし、日向と日陰の明暗差がありすぎて、日陰で撮影しても折角の背景が活かしにくい。日陰で照明を駆使すればどうにでもなるのだが、プロのモデルさんを撮影するわけではないから、大袈裟ではなく自然な感じで撮りたい。結果的にはうまくいったものの、実は内心ハラハラしながらの撮影だった。
今回の撮影場所である筑後広域公園は、今やすっかり地元の憩いの場・運動の場。交流の場になっている。そばには新幹線の駅や芸文館や野球場があり、筑後市の元気さが表れている場所だと感じた。僕の両親も、近くにこんな場所があるのだから、積極的に活用して欲しいものだ。
2021年11月06日
TCエレクトロニック M3000が‥‥

昨夜、久しぶりにCDを聴いたら、あまりにもヘンな音で驚いた。音はこもっていて、変な響が乗っている。音量は小さい。最初、原因がわからなかったのだが、DAC兼クロックジェネレーターとして使っている、TCエレクトロニック M3000の設定が変わってしまっていたようだった。
M3000の前にCDや静電気除去ブラシを置いたりしていたので、そのときに誤ってボタンを押してしまったらしい。これは困った。
本来なら設定を元に戻せば済む話なのだが、セッティングをしてくれたレコーディングエンジニアの知人とは今は疎遠になっており、自分で設定を元に戻せないのだ。取説はあるにはあるが、英語版しかなく僕にはまったくわからない。しかも、本来はリバーブプロセッサーであるM3000をDACとして使用しているので、そのことが取説に載っているかも怪しい。
ひとまず、M3000の接続を外し、CDトランスポートとして使っているタスカムDV-RA1000をCDプレーヤーとして使ってCDは聴くことができた。だが、その音はどこか機械的で心地よいものとは思えず、音楽に集中はできなかった。
この瞬間、何かがパン!とはじけた。マニアックなオーディオに対する違和感や拒絶感などが爆発したのだ。
以前の僕であれば、他にもM3000の使い方がわかるであろうエンジニアの知人はいるから、無理にお願いしてでも元に戻そうとしただろう。だが、この妙にマニアックで普通の人を拒絶するようなオーディオシステムに、自分自身が少しイヤになってきていたのだ。
スピーカーとアナログプレーヤー以外は長い間使っている機器ばかり。いずれも、マニアックでちょっと珍しいものばかりだ。でも、もうこの世界はいいのではないか?そう思ってしまったのだ。
というわけで、今のオーディオシステムを大きく変えてしまってもいいかな?と思い始めている。マニアックさよりも、もっとシンプルで音楽を楽しめるものにしたい。それがコンパクトでスタイリッシュだったら、なお良い。もう、大袈裟でマニアックなオーディオシステムから卒業してもいいのかもね。
2021年11月05日
再び導入したGX8について感じていること
再びルミックス DMC-GX8を導入して1週間が経った。実はGX8を有効に使いたくて、出かけるときは、なるべく積極的に持ち出すようにしていた。
使用するレンズはパナライカ12-60mm、パナライカ25mm F1.4、パナライカ15mm F1.7、ルミックス20mm F1.7あたり。ミラーレスのレンジファインダータイプとしては大ぶりだが、それゆえに標準ズームの上位モデルも似合うし、単焦点はそれこそ見た目にもしっくりくるだけでなく、軽快さも増して良い具合だ。
で、使用感はどうか?DISPLAYボタンが位置の関係もあって誤って押してしまい、液晶の表示が変わることがままあるのが小さなストレスではあるが、それ以外は特に大きな不満はない。右側に操作ボタンやダイヤルが集中しているから基本的には右手だけで操作できる。そういう意味では操作性はいい。タッチパネルの使いやすさもルミックスならでは。この点はGM1のようなさらに古いモデルでも優れており、ルミックスの美点の一つと言える。
AFも速さに関しては不満はない。ただ、フォーカスが自動焦点測距エリア:追尾/顔・瞳認識/49点というのは、G9 PROと比べて大きく劣る点だ。それによるAFの精度の差は確実にあると感じる。そして、それが重要な撮影の場合、画質として明らかに差が出る。ただ、MFにすればその問題は解決する。MFレンズ専用にしてしまうというのはアリなのかもしれない。ちなみに、もっと新しいGX7 mk3も自動焦点測距エリアは同じだ。
画質に関しては、ピントがしっかり合っていれば、解像感でややG9 PROに負ける程度くらいの印象。つまり、十分に仕事で使える画質は持っている(実際、以前所有していた時も仕事で使っていたし)。ただ、明るいシーン(低感度と言い換えてもいいかも)では、G9 PROよりもハイライトが飛びやすい。もう少し粘ってくれるとありがたいのだが、ここは古さを感じてしまう部分だ。暗めに撮ってPhotoshopで補正する方法もあるが、撮影シーンを選びながらG9 PROと併用するのがベストかもしれない。

G9 PROと比べると見劣りする部分はあるし古さも感じてしまうが、それでも魅力のあるカメラであり続けていることを実感した。MFしかない中華レンズと組み合わせると、AFの弱さという弱点も無くなるし、なにより見た目が良い。これだけでモチベーションが上がるではないか。
それに、レンジファインダータイプのマイクロフォーサーズとしては大振りと書いたが、それでもG9 PROより小さく、しかもかなり軽い。それでいて、G9 PROに迫る堅牢性(マグネシウムボディ、防塵防滴、シャッター耐久性20万回)を誇る。このあたりはもっと新しいGX7 mk3と比べて優れているポイントで、だてに当時の上級機ではないのだ。
GX8は登場からしばらく経って、とっくに製造中止になっている。だが、意外にも程度が良い中古が市場にはまだ残っている。初めてミラーレスを買う人にとっては良い選択肢ではないかと思う。ソニーやフジよりも良いレンズが安いのも魅力だしね。
使用するレンズはパナライカ12-60mm、パナライカ25mm F1.4、パナライカ15mm F1.7、ルミックス20mm F1.7あたり。ミラーレスのレンジファインダータイプとしては大ぶりだが、それゆえに標準ズームの上位モデルも似合うし、単焦点はそれこそ見た目にもしっくりくるだけでなく、軽快さも増して良い具合だ。
で、使用感はどうか?DISPLAYボタンが位置の関係もあって誤って押してしまい、液晶の表示が変わることがままあるのが小さなストレスではあるが、それ以外は特に大きな不満はない。右側に操作ボタンやダイヤルが集中しているから基本的には右手だけで操作できる。そういう意味では操作性はいい。タッチパネルの使いやすさもルミックスならでは。この点はGM1のようなさらに古いモデルでも優れており、ルミックスの美点の一つと言える。
AFも速さに関しては不満はない。ただ、フォーカスが自動焦点測距エリア:追尾/顔・瞳認識/49点というのは、G9 PROと比べて大きく劣る点だ。それによるAFの精度の差は確実にあると感じる。そして、それが重要な撮影の場合、画質として明らかに差が出る。ただ、MFにすればその問題は解決する。MFレンズ専用にしてしまうというのはアリなのかもしれない。ちなみに、もっと新しいGX7 mk3も自動焦点測距エリアは同じだ。
画質に関しては、ピントがしっかり合っていれば、解像感でややG9 PROに負ける程度くらいの印象。つまり、十分に仕事で使える画質は持っている(実際、以前所有していた時も仕事で使っていたし)。ただ、明るいシーン(低感度と言い換えてもいいかも)では、G9 PROよりもハイライトが飛びやすい。もう少し粘ってくれるとありがたいのだが、ここは古さを感じてしまう部分だ。暗めに撮ってPhotoshopで補正する方法もあるが、撮影シーンを選びながらG9 PROと併用するのがベストかもしれない。

G9 PROと比べると見劣りする部分はあるし古さも感じてしまうが、それでも魅力のあるカメラであり続けていることを実感した。MFしかない中華レンズと組み合わせると、AFの弱さという弱点も無くなるし、なにより見た目が良い。これだけでモチベーションが上がるではないか。
それに、レンジファインダータイプのマイクロフォーサーズとしては大振りと書いたが、それでもG9 PROより小さく、しかもかなり軽い。それでいて、G9 PROに迫る堅牢性(マグネシウムボディ、防塵防滴、シャッター耐久性20万回)を誇る。このあたりはもっと新しいGX7 mk3と比べて優れているポイントで、だてに当時の上級機ではないのだ。
GX8は登場からしばらく経って、とっくに製造中止になっている。だが、意外にも程度が良い中古が市場にはまだ残っている。初めてミラーレスを買う人にとっては良い選択肢ではないかと思う。ソニーやフジよりも良いレンズが安いのも魅力だしね。
サンウェイフォト DPL-70を買ってみた

サンウェイフォトのアルカスイス互換プレート DPL-70を買ってみた。

このプレートの特徴は、プレート端の形状。この切り込みを見てピンと来られる方も多いだろう。そう、このプレート1枚で、縦位置での固定にも対応しているのである。
もちろん、クランプにかかる部分はプレートの厚み分しかないので、軽量級の機器向けではある。だが、L型プレートよりもスッキリするし、バリアングル液晶の干渉も全くない。


試しにGX8につけてみる。70mmしかないから、ベストマッチとは言えない。かろうじて使える感じ。だが、三脚にセットすると、意外に安定している。標準ズームくらいまでならOKか?


今度はGM1につけてみた。奥行きはあまっているものの、それ以外は意外にも収まりが良い。三脚にセットしても安定感がある。GM1用のアルカスイス互換プレートして考えるとかなり良いのでは?ただ、このコンパクトなカメラにつけっぱなしにするかと言われると、それはNoだ。カメラバックに忍ばせておくのが正解だろう。
ちなみにこの製品はサンウェイフォトのオリジナルではない。uniqballというハンガリーのメーカーの「IQUICK PLATE」がオリジナルである。こちらはもっとプレートが長く安定性も使い勝手も良さそうなのだが、どうも廃盤になっているらしい。このコンセプトでどこかのメーカーが作ってくれれば良いのだが。
2021年11月04日
OM SYSTEM が「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」を発表
あげまきで「佐賀牛 牛すじ」にやられる
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

昨日、うなぎBOOKSさんで購入した本がこれ。全盲の美術鑑賞者 白鳥建二さんとのアートを巡る旅。目が見えない人には何が見えるのか?アートで何を感じるのか?
今年のパラリンピックの前に、NHKで全盲のアスリートが感じているもの(見えているもの?)を映像化する試みが放映されていてとても興味深かったのだが、この本はそれに通じるものがある。おそらく、不自由だと思い込んでいる全盲の人たちは、全てとは言わないが想像を超えて遥かに自由ではないか?そう思ったりもするのだ。
この本の存在は知らなかったので、ネットで調べようとしても辿り着けたかどうかはわからない。そんなとき、実物を手に取れる本屋さんって、やっぱり良いなぁと思うのだ。
打ち合わせ前の八坂神社
2021年11月03日
SHEENA AND THE ROKKETS LPが完全生産限定盤を発売!
シーナ&ザ・ロケッツの海外デビュー盤(1981年)が国内初のアナログ化された。アナログ盤復刻にあたり、世界的名匠バーニー・グランドマンがカッティング。レッド・ヴァイナル仕様となるそうだ。完全生産限定盤である。
このLP販売もあって、FMで「You May Dream」でかかったが、懐かしいという感じがするかと思いきや、新鮮で刺激的でとてもカッコよかった。カッコいいロックは常にリアルタイムなのかも。いま、シナロケをLPで聴くって最高かも。
うなぎBOOKS

この秋オープンしたばかりのうなぎBOOKSさんへ、ようやく行くことができた。
うなぎBOOKSさんは「本と人をつなぐ。町と本をつなぐ。本を通して何ができるか考える本屋」として9月18日にオープン。うなぎの寝床さんが運営をしている。
お店は決して広くはないが、本棚のジャンル分けが「まじわる」「すすむ」「しんじる」「むきあう」など動詞になっていて面白い。松岡正剛さん率いる「編集工学研究所」が企画や選書を手がけたMUJI BOOKSを思い出すが、こちらはもっと小規模。それゆえに、隅から隅まで本のタイトルを確認した上で本を選べる良さがある。ちょうど良い大きさなのだ。
しかし、カバーするジャンルは広く、意外な出会いが意外なジャンルのコーナーであったりするから面白い。そうそう、この出会いが本屋さんの醍醐味なのだ。

僕もピンと来た本の中から一冊を選び購入。ブックカーバーもつけていただいた。
何を買ったかのかって? それはまた別の機会に……。
福島八幡宮は秋の装い
ひさしぶりの、つるや市役所前店の南関揚げうどん
