今日、FMで興味深い話が出ていた。サブスクが当たり前の若い世代の人たちは、ギターソロは飛ばして聴くことも珍しくないそうなのだ。そして、曲のイントロもどんどん短くなっている傾向にあるらしい。
短い枠に全て収まっていないと、飛ばされてしまうということなのだろうか。TikTokなど短い枠で完成されたものが重宝される傾向もあるので、その影響も大きいのだろう。
音楽ファンとしては複雑な心境だが、曲を飛ばしたり早送りしたりするのが一層容易になったサブスクでは、そうなってしまうのは自然な流れなのだろうか。というのも、僕自身、Spotifyを導入してから、曲を飛ばしてしまうことが出てきているのだ。これが同じデジタルでもCDだとそうはなりにくいし、LPは曲を飛ばして聴くという概念すらない。そう考えると、サブスクによって音楽がつまらない方向へ画一化される危険性も出てきそうで、便利さを有り難がっている場合ではないのかも、と思ったりもする。
サブスクの良さは十分に生かしながらも、音楽のあり方がヘンな方向へ進まないように、ちゃんと音楽に対峙する姿勢は持ちたいものだ。
2022年05月19日
2022年05月18日
坂東玉三郎 八千代座公演30周年記念 坂東玉三郎 特別舞踏公演


今日のメインイベントは、坂東玉三郎 八千代座公演30周年記念「坂東玉三郎 特別舞踏公演」。30年続いた八千代座での公演も、今年が最後。チケットは即完売だったそうだったそうだが、運良くチケットを入手できたのだ。
八千代座は決して大きい会場ではないが、昔ながらの木造で響きが良く、舞台との距離感も絶妙。しかも、昔ながらの良さはそのままに、快適に過ごせるよう見えない部分が大幅に改修されており、日本の舞台芸術を楽しむには最高の場所である。
まず、幕が上がった瞬間、玉三郎さんのあまりの美しさにため息が漏れる。単なる見た目の美しさだけでなく、所作の美しさ、まとうオーラ、いずれも今までに経験しなかったレベルのものだ。そして、これが実際に舞の段階になると、その美しさはさらに凄みを増す。
最初の口上のときよりも、さらに美しく若々しく舞われる姿に思わず息を呑む。その姿は舞台のセットと音楽、そして八千代座という会場と一体化して更なる美を生み出す。この美しさは八千代座だからこそ見られるものだろう。
しかし、本当になんという美しさか。いい意味で美の概念が変わる体験だった。最後まで舞台から目を離せなかった。日本人として、いや人として絶対に知っておかなければならない美の世界だと感じた。僕が知る限り、最上級の美の世界がそこにあった。本当に、観ることができてよかった!!!!
坂東玉三郎衣装展

食事の後は、坂東玉三郎衣装展へ。

会場に入る前に坂東玉三郎さんが乗られていたキャデラックリムジンがお出迎え。カッコいい!!!






なんと会場内は撮影OK。坂東玉三郎さんがプロデュースした衣装が間近で見られるこの展示は、贅沢で貴重な機会だ。
会場に入ってまず感じるのは、息を呑む美しさと、華やかさと品の良さ。そして独特な緊張感がある。しかし、不思議な柔らかさと優しさも感じる。緊張はあるのに、ずっとこの場にいたくなるような優しさやあたたかさも感じるのだ。これこそ、超一級の職人さんたちと坂東玉三郎さんが作り出した極上の世界なのだろう。
舞台衣装なのだから舞台で映えなければならないし、ある種の派手さは必要なのかもしれないが、そんな単純なものではない。舞台映えする華やかさと品の良さの奥には、もっと大きな大事なものがあるように感じられる。それが強く人を惹きつけるのだろう。そして、その強い引力は、実際の舞台を見てさらに強くなるのだ。
セカラサリのナシゴレン・セット

今日のランチは熊本県の山鹿市にあるセカラサリさん。実は偶然たどり着いたお店だ。隠れ家的な佇まいが気になり、入店。

店内もいい雰囲気。期待が高まる。メニューにナシゴレンがあったので、思わず注文。今回はコーヒーもつけてもらった。

まず、セットのサラダにびっくり!とてもセットについてくるサラダとは思えない。20種類を超える野菜がふんだんに使われたボリュームたっぷりの贅沢サラダだ。ドレッシングの味も抜群。びっくりするようなクォリティにいきなり驚く。

スープも美味しい!牛乳の味が濃いスープだ。

そしてメインのナシゴレン。すごくしっとりしているのに心地よいパラパラ食感。そして、スパイシーで旨味がしっかり。これは美味い!そして見た目以上にボリュームもある。本場のナシゴレンよりも美味いかも。

デザート+コーヒーも抜かりはない。ケーキにはさりげなく岩塩がかけられていて、ケーキの甘さと旨さをより引き立てる。これがコーヒーに抜群に合う。最後の最後まで素晴らしい!
これだけの充実度で、価格は1,000円ちょっと。いくらなんでも安すぎない?近くだったら、通いたいお店だ。これは山鹿に積極的に用事を作って行きたくなる。ぜひ、また行きたいな。
八女抹茶コーラ
2022年05月17日
LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.正式発表
噂通り、パナソニックが「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.」を正式発表した。2022年7月下旬発売予定で、価格は499.99ドル。さて、日本での価格はいくらくらいになるのか?今のレートを考えると7万円切るくらいかな?これは手に入れておきたいな。
今更、WordPress
今更ながら、WordPressと格闘している。
僕はWebの仕事はできるだけ避けているのだが、それでも年に何度かはWebの仕事の依頼がある。さすがに今までやってきた原始的な方法ではムリがあるので、今更だがWordPressに本格的に(?)取り組んでいるのだ。
以前はWordPressのWINDOWS的な使い勝手がしっくりこなかったのだが、慣れてくるとこれはこれで便利だ。特に今はPCよりもスマホで見る人の方が多いし、多くの人に使いやすいサイトということを考えると、WordPressはよくできたソフトだと感じる。全Webサイトの4割以上(!)がWordPressで作られているというのも納得だ。
現在、仕事で2つのサイトをWordPressで制作中。今後も増えそうな感じである。この機会にウチのWebサイトもWordPressに移行しても良いかもしれない。
僕はWebの仕事はできるだけ避けているのだが、それでも年に何度かはWebの仕事の依頼がある。さすがに今までやってきた原始的な方法ではムリがあるので、今更だがWordPressに本格的に(?)取り組んでいるのだ。
以前はWordPressのWINDOWS的な使い勝手がしっくりこなかったのだが、慣れてくるとこれはこれで便利だ。特に今はPCよりもスマホで見る人の方が多いし、多くの人に使いやすいサイトということを考えると、WordPressはよくできたソフトだと感じる。全Webサイトの4割以上(!)がWordPressで作られているというのも納得だ。
現在、仕事で2つのサイトをWordPressで制作中。今後も増えそうな感じである。この機会にウチのWebサイトもWordPressに移行しても良いかもしれない。
2022年05月16日
長龍クラフトビール DOUBLE IPA
仕事の後の千栗八幡宮
2022年05月15日
8年前の今日に…


facebookで8年前の今日の投稿が上がってきた。
あぁ、この日にフルサイズ・デビューをしたのだ。写真はキヤノンEOS 6D + EF24-105mm F4L USMで撮ったもの。このときは、センサーサイズが大きくなることによる画質の向上に感動したものだった。
それが8年経って、センサーサイズがわずか半分のマイクロフォーズに移行するなんて、このときは考えられないことだっただろう。だって、センサーサイズが大きい方が良いと信じていたのだから。
完全にマイクロフォーサーズに移行した今でも、フルサイズへに対する思いがなくなったわけではない。だが、「その必要性は?」と問われると、僕の場合は必須とまでは言い難い。多くの人にとって、APS-C以下のセンサーでも十分であることを、もっと認識されるべきだと思うのだが…。
2022年05月14日
LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.いよいよ発表間近?
2022年05月12日
山岳画家が描いた静物画

今日は打ち合わせの前に空き時間ができたので、田崎廣助美術館へ。

今回の展示は、田崎廣助の静物画。山岳画家として有名な田崎廣助だが、実は近年、静物画も素晴らしいと思っていたので、この展示は僕にとってとてもタイムリーだ。
山岳画を思わせる重厚で温かみのある油絵は、まさに田崎廣助らしい静物画。不思議な安定感と存在感がある。
そして、個人的に好きだったのが墨と水彩で描いた静物画だった。独自の繊細さと大胆さが混在し、水彩ならではの軽快さが心地よい。田崎廣助の違う魅力が前面に出ているように感じられる。こちらもまた素晴らしい!
ちょっとした空き時間に見て回れるほどの規模ではあるが、いつもながら内容の充実度はとても素晴らしい。八女に行くたびに立ち寄っても良いよね。
2022年05月11日
大幸園の日替わりお肉ランチ

今日のランチは、ちょっと前から気になっていた上峰町の大幸園さん。パノラマ展望と看板にあるだけに、眺めも良くてロケーションは抜群。



注文したのは日替わりお肉ランチ+デザートセット。今回のお肉は味噌トンカツ。この辺りでは珍しいメニューだが、これが美味しい!脂身が少なめでしっかりしたお肉と、味噌のソースがよく合う。サラダや小鉢も品が良くて味わい深い。ご飯はツヤツヤでこれまた美味い。最後のデザートまでしっかり美味しくて大満足の内容だ。
大幸園さんは我が家からクルマで15分ほど。こんな近くにこんなお店があるなんて、つい最近まで知らなかった。住む場所がちょっと変わるだけで、見えてくるものが結構変わる。また行きたいなぁ。
2022年05月10日
アナログ強化の欲望が…

前のシステムではアナログとデジタルの音質(というか音楽を聴くときの充実度)はほぼ同じだった。しかし、今のシステムになって、デジタルがアナログを圧倒している。前よりデジタルはお金がかかっていないのに、だ。
アナログはUSB接続で聴くSpotify(無料版)とほぼ同等。Spotifyの無料版では最高音質では聴けないから、有料版にしてしまうとアナログを超えてしまうのは間違いない。
レコードには強い思い入れがあるし、レコードをかけるという行為そのものにも大事なものを感じている。だからこそ、もっと音質の充実を図りたいのだが、デジタルと比べるとコスパが悪い。針交換のタイミングでカートリッジ交換を試みても良いのだが、良さそうなものは使っているスピーカーより高いものがほとんど。それで微妙に気持ちが萎えてしまっている。
まさか、ヤマハHS5の存在が抑止力になっているとはね。
LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.登場の噂
なんと、LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.登場の噂が。もちろんマイクロフォーサーズマウントで、価格は497.99ドルらしい。
正直なところ、信憑性は「?」だが、もし、この噂が本当であれば即買いしそう。実はコンパクトで高画質な超広角単焦点レンズが欲しいと思っていたのだ。そこで、LAOWA 10mmを買う寸前まできていたのだが、もう少し待ってみようかな。
正直なところ、信憑性は「?」だが、もし、この噂が本当であれば即買いしそう。実はコンパクトで高画質な超広角単焦点レンズが欲しいと思っていたのだ。そこで、LAOWA 10mmを買う寸前まできていたのだが、もう少し待ってみようかな。
昨日からの流れでヴェルベット・アンダーグラウンド
2022年05月09日
ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー

今日、NHKで放送された、映像の世紀 バタフライエフェクト「ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー」がとても素晴らしかった。
チェコスロバキアの「ビロード革命・ヴェルベット・レボルーション」の陰には、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの存在があったという話である。
チェコスロバキアの革命家で、のちに大統領になるバーツラフ・ハベルが、ニュー・ヨークでヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコードを手にすることから始まる。
恥ずかしながら、ルー・リードのファンでありながらこの話については無知だった。しかし、この番組を観て、音楽が持つ可能性や影響力を改めて感じたし、ルー・リードのファンあることが誇りに感じた。
明日はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコードでスタートしたいな。
2022年05月08日
サッポロ 至福のキレ2022
