
いま、僕がメインで使っているカメラは、ルミックスG9 PRO(DC-G9)である。性能が近いオリンパスOM-D E-M1 mark IIもあるが、使い勝手や画作りが自分の方向性に合っているのは、やはりG9 PROの方。2018年の発表から4年以上経つが、未だに一級の性能を持っていると思う。
と、そう言いながら、ミラーレスカメラはデジタルゆえに進化のスピードはやはり早い。他社のカメラの性能が追いつき、追い越していき始めると、センサーサイズの小ささゆえに、それまでの大きなアドバンテージを感じなくなってきた。マイクロフォーサーズとしてはかなり大柄なボディが、それに追い討ちをかけている。
ゆえに、ユーザーとしては後継モデルが出てきて欲しいところだが、一向に噂すら出ない。そんな状況がしばらく続いていた。
そして今年、ルミックス動画モデルのフラッグシップ、GH6が発表された。2500万画素の新センサーは大いに期待させるものだし、動画性能はかなり強化されてきた。一方、せっかくの新センサーなのに、静止画性能はほとんどアップしていない。これは、静止画もよかったGH5とは違い、完全に動画だけに特化してきたとも言える。
ということは、静止画に特化したG9 PROの後継モデルが出てきてもおかしくないということになる。これはG9 PRO mk IIへの望みが出てきたと言えるのではないだろうか。
mk IIが発表されるとすれば、おそらく最低でも半年は先だろう。スペックは2500万画素センサーを搭載し、AFもEVFも手ぶれ補正も強化してくるだろう。願わくば、動画性能はなくても良いので、もう少し小さく軽くして欲しい。あと、OM-1と同等の性能は欲しいところだ。
G9 PROの後継が出るかどうかはわからない。だが、それに備えての貯金は始めたほうが良さそうだ。