16日以降、LUMIX S5IIのリアルなレビューが上がってきている。
僕が注目しているのはスチルメインの人たちのレビュー。前にも書いたが、これが概ね良くない。RAW連写は14bitではできないとか、拡大表示が6倍までとか、S5と比べても退化している部分もある。動体メインの人ならともかく、風景やポートレートではS5でも十分、というよりもむしろS5の方が良い可能性がある。ましてやオールドレンズを含むMFレンズの母艦として考えている人なら、尚更S5で十分となるだろう。正直、僕も一部の盛り上がりに乗っかった形で予約をしてしまったが、S5で良かったんではないかと思い始めている。
14bitは僕にとってはそこまで重要ではないが、拡大表示はとても重要。これはファームアップでの改善を待つしかない。ファームアップで改善されないようであれば、S5の導入も考えなければならない。しかし機材が増えすぎるので、これはできれば避けたい。今後のファームアップでなんとかスチルメインのユーザーも納得いく仕様にしてもらいたいものだ。
静止画の画質の良さでルミックスを選んでる人は意外に多い。ライカにも通じる豊かな表現力と自然な色のりは大きな魅力であり、武器であると思う。しかし、ルミックスのカメラは完全に動画主体に舵を切っている。レンズもおそらくそうだろう。
それはそれで悪くはないのだが、もう少し静止画のことを考えて欲しいと思う。だって、キヤノンから乗り換えたの理由はその画質が一番だったのだから(次は優れたユーザーインターフェイス)。
G9 PRO mark IIも期待してますよ。