
つづいて気になるのは、若明光学 毒鏡 DULENS APO 85mm F2。すごい名前のレンズだ。
価格は定価8万円と高め。しかし、一部で価格を下げて販売されているようだ。
マウントはEFマウントとFマウントしかないので、マウントアダプターは必須。海外のレビューでもマウントアダプターを介してミラーレスで使用していた。
候補の中で一番高額なだけあって、つくりも凝っているし高級感もある。色がシルバー、黒、グレーの3色から選べるのも良い。F2と欲張ってないこともあり、サイズはコンパクト。重量も400gと金属とガラスの塊のわりに軽い。
このレンズもアポクロマート設計とのことで、確かに作例を見ると色収差はほとんど見られない。そして、解像度も極めて高い。なので、解像度重視のレンズと思いきや、ボケもなめらかで美しい。作例を見る限り、3つの候補の中で一番画質が良いような気がしている。ちなみにフードは付属しない。
さて、候補に挙げた3本のレンズ。いずれも一定以上の品質を備え、個性もあり、比較的手を出しやすい価格である。正直、どれを選んでも楽しいのは間違いなさそう。あとは何を重視するかだね。