
LUMIX S5IIには、ほぼSIGMA 28-70mm F2.8 DG DNをつけっぱなしにしている。
広角端が28mmとはいえ、フルサイズF2.8通しの標準ズームとは思えない大きさと重さ。なのに、写りは素晴らしく良い。このレンズの存在が、僕がフルサイズに戻る大きなきっかけになったと言ってもいいくらいだ。
しかし、それでもマイクロフォーサーズに慣れた身には、少々大きく重く感じてしまうのである。いや、正確には重さはそこまで気にならない。少々長いなと思ってしまうのである。
それはシグマのレンズに限った話ではない。キットレンズ20-60mmも50mm F1.8も軽いわりに太く長い。おかげでバッグへの収まりは悪いし、少しだけ軽快さがスポイルされるのである。まぁ、絶対的な重さや大きさは大したことがないから、気持ちの問題ではあるのだけれど。でも、もう少しレンズが短いとありがたいなぁと思うのである。
しかし、純正にはこれ以上短いレンズは存在しない。シグマのIシリーズか、あとはMFレンズを探すしかない。でも、あえてAFを犠牲にして、MFレンズを使うのも良いのかな〜と思っている。
例えば、中華製MFレンズは手頃な金額で面白そうなものが色々あるし、コシナ フォクトレンダーはLマウントこそないが、マウントアダプターを使えばよりどりみどりだ。SIGMA 28-70mm F2.8 DG DNを軸にしつつも、要所要所にコンパクトで写りの良いMFレンズを持ってくるのはすごく良いのではないだろうか。
ひとまず中望遠と超広角を揃え、35mmと50mmを追加する。それで終われたらどんなに身軽だろうか。この頃はそんな妄想が絶えないが、それはそれで選択肢が意外に多いのでヒジョーに悩ましいのである。