SAMYANG MF 85mm F1.4 MK2、中一光学 SPEEDMASTER 90mm F1.5、若明光学 毒鏡 DULENS APO 85mm F2。ちょっと前に検討をした、これら3本の中望遠単焦点レンズ。結局、僕はどれを導入すべきなのだろうか。
重く長いレンズが苦になり始めている身としては、中一光学は最初に候補から外れる。気軽に持ち出そうとする時、800g近い重さは間違いなく障壁になる。
となると、サムヤンか若明光学になるが、これが甲乙つけがたい。一番安価なのに光学の性能も高く、一番明るいサムヤンは最有力候補なのは間違いない。中一光学ほどではないが、やや大きく重めなのが気になる。
若明光学はコンパクトさと質感の高い仕上がり、画質の良さが光る。とくに色収差が少なく解像度が高いのにボケが美しいのが魅力的。作例を見る限りでは一番高画質だ。ただ、価格は一番高い。フードもついてない。
中望遠はポートレートで使うことが多いので、若明光学までの解像度は必要ないかもしれない。それにサムヤンも十分な解像度を持っている。それよりもF1.4というのが強みになってくるかもしれない。
正直なところ、どちらも情報が少なく決めきれていない。ただ、シグマの85mm Art一本の価格でこの二本が買えてしまうので、余裕があれば両方買うのもアリなのかも。まずは安いサムヤンから試しても良いかもね。