LUMIX S5II + LUMIX G9 PAROの二台体制になって半年余り。やはりマイクロフォーサーズとフルサイズの組み合わせはある意味最強だなと思う今日この頃である。マイクロフォーサーズの機動性と被写界深度の深さによる恩恵、フルサイズの諧調の豊かさは互いの欠点を補い合いながら、それぞれの良さが生きる最良の組み合わせと言えると思うのだ。
ただ、贅沢を言えば、もう少しだけマイクロフォーサーズにも諧調の豊かさとダイナミックレンジが欲しいなとは思っていた。S5IIを導入して感じたのが、その部分なのである。よって、S5IIの稼働率が思いのほか高くなってしまったのだ。
しかし、G9IIが発表され数々のレビューをチェックしていると、それらのウィークポイントがかなり改善されているように感じる。画素数も2,500万画素のアップしほぼ同等。ますます2つのフォーマットの連動がしやすくなっているのだ。これはとても理想的なスタイルではないだろうか。
もともと僕は、フルサイズとマイクロフォーサーズの組み合わせが最強ではないかと思っていた。と思いつつ、画質の上でフルサイズのアドバンテージは揺るがないものがあると思っていた。だからこそ、画質と機動性で明確な使い分けは必要と思い込んでいた。
しかし、G9IIを見る限り、今までのマイクロフォーサーズの枠を超えた仕上がりになっているように感じる。画質での使い分けは、そこまでシビアにならなくて良いのではないか?つまり、S5IIと組み合わせて使っても、画質を含めて違和感なく共存できると感じているのだ。
というわけで、すぐにでも欲しいG9II。だが、今年はすでにS5IIダブルレンズキットをはじめ、多くの機材を新品購入しているので、すぐの導入は流石に厳しい。しかし、G9IIの導入はもはや必須と感じているので、なんとかして早い段階で導入したいと考えている。
やっぱり、機材の見直しをもっとシビアにやらないといけないなぁ。(実は前から思っているのに、全然できてない)