

Nikon PC-NIKKOR 28mm F3.5を購入した。フィルム時代のニコンのシフトレンズである。
このレンズが登場したのは1981年。もはやオールドレンズと言っていいくらいだが、2005年頃まで製造された息の長いレンズである。それだけ基本性能が高いレンズなのだろう。
このレンズを購入した理由は、建物の写真を少ない歪みで撮りたかったからだ。実は以前、Canon TS-E24mm F3.5Lを所有していたのだが、マウントをマイクロフォーサーズに移行する際に手放してしまった。まさか改めてフルサイズを導入するとは思ってなかったのだ。手放したことを後悔したが、せっかくなので違うシフトレンズを試したくなった。そこで目をつけたのがこのレンズである。
PC-NIKKOR 28mm F3.5は、TS-E24mm F3.5Lと違ってティルト機能はついていない。しかし、広角でティルトは必要ないと思っているので問題はない。それより、28mmと狭くなることのほうが問題だ。ただ、28mmは広角では自然な画角ではある。練習するのには良いはずだ。
そして、ニコンは広角レンズが優秀という印象がある。それにキヤノンより軽くて価格が安いのも良い。ネットにある作例を見る限り、なかなかの解像度で古さを感じさせない。外観のデザインも気に入っている。
天気が落ち着いたら、早速持ち出して撮影してみよう。