実はここ最近、ヘッドホンが欲しくて仕方がない。
オーディオはもちろん、PCで音楽や動画・映画を楽しむ際に、大きな音を出せないケースも少なくない。とくに夜はかなり小音量しか出せない。それなら、いっそちゃんとしたヘッドホンを導入してはどうかと思ったのである。
といっても、僕はヘッドホンの知識は皆無に近い。正直、どれを選んで良いのかさっぱりわからない。そこでヘッドホンについての基礎知識を学びつつ自分なりの選定基準を設けて、自分に合うヘッドホンを探すことにした。
まず決めたのは予算。上限はメインスピーカーであるHS5の価格程度。つまり3万円である。これはヘッドホンアンプも含めての金額である。
あとは見た目が好きかどうか、くらい。ヘッドホンアンプにどのくらいかかるかわからないので、ヘッドホン自体の価格はできればほどほどに抑えておきたいところだ。
で、ここ数日で色々調べて気になったのがこの2機種。
最有力候補が
AKG K240 STUDIO。
某オーディオショップが強力に推していることでも有名なモデル。それを除いても、長年ユーザーが多くて評価も高いエントリークラスのモニターヘッドホンだ。
セミオープンタイプなので長時間の使用でも問題なさそう。構造上、どうしても音漏れはするが、僕の使い方ならそれは問題なし。見た目も良くて、価格も7,000円程度と手頃。ケーブルが着脱式なのも良い。
多くのレビューがネットに上がっているが、モニターヘッドホンでありながら、音楽観賞用としても支持されているのが大きなポイント。
対抗が
audio-technica ATH-M20x。
AKGと違って密閉タイプ。モニターヘッドホンの世界的スタンダードATH-M50xの流れを汲むモデルだ。
個人的にも信頼しているメーカーなので安心感が大きい。見た目はオーソドックスだが、それが良いとも言える。価格も6,000円台と手を出しやすい。ただ、ケーブルは直出しだから交換はできない。
レビューを読むと、音は入門用としては優秀なモニターヘッドホンのようだ。ただ、それゆえに音楽鑑賞用としては楽しめない音源もしっかりありそう。この点が大きく違いそうだ。
個人的にはAKGに強く惹かれているが、注文するまでには至っていない。まだまだ他に候補がないか調べている最中だ。
そして、ヘッドホン以上にヘッドホンアンプも重要、そして(僕に知識がないので)やっかいだ。はたして予算内に収まるのだろうか?できれば2万円程度に抑えたいのだが…。