
愛用しているLUMIX S5IIにはSIGMA 28-45mm F1.8 DG DNがつけっぱなしである。少々大きく重く、ズームレンジも狭く使いこなしは難しい部分がある。しかし、上手く使えた時の写りは絶品である。Lマウントでは唯一無二の存在だ。
とはいえ、さすがに28-45mmというズームレンジは狭い。そこでSIGMA 85mm F1.4 DG DNを一緒に持ち歩いているのだが、これが意外に持て余してしまうのだ。写りは最高なのだが、85mmという焦点距離が普段使いにはちょっと長いのである。
それで70mm前後の明るい単焦点レンズが必要と思い、SIGMA 65mm F2 DG DN(今はDNはなし)を買うつもりだった。そんなときに銘匠光学 TTArtisan AF 75mm f/2がLマウントをリリースしたのである。
これが、安い上に写りも良いらしい。しかもS5IIにもぴったり合いそうな佇まいである。それで大いに気になっているのである。
ネット出のレビューを見る限り、ピント面はしっかりシャープ。解像度は高い。しかし、周辺に行くにつれて甘く乱れていく。でも、それが今どきのレンズにない魅力のようにも感じる。撮影最短距離が長いのが難点だが、もともと寄って撮るレンズではなさそう。ポートレートには最適のレンズのようにみえる。何より、中華製でAFが効くLマウントレンズなんて、それだけで価値があるではないか。久しぶりに新しいレンズを買ってみても良いかなぁ。