
1965年から3年間に渡り、制作・放映された特撮シリーズ『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』で、超人・宇宙人・怪獣、そしてメカニックからセットまでデザインを手がけた美術家・成田亨の回顧展が、福岡市美術館で2015年1月6日より開催される。
ウルトラマン、バルタン星人、ピグモン、ゴモラ、カネゴン、ダダ…。ウルトラマンシリーズの傑作怪獣の多くを生み出しているが、そこには確固たる信念と美学が感じられる。今見てもその完成度は高い。それ以降のウルトラマンシリーズの怪獣のデザインに、それが受け継がれていないのが残念だ。