東日本大震災から、まる4年。最近は被災地のかさ上げ工事のニュースが目立つ。膨大なコストと時間がかかるこの工事。実際のところ、その意味はあるのだろうか?
工事に時間がかかるので、被災者の人たちが待ちきれずに地元を離れるという話も聞く。それに想定外の災害というのは、いつの時代も起こりえるものだ。自然とのいたちごっこにすぎないという見方もある。これは実は、東北だけの問題ではないのではないだろうか。
本来、人間が住むべき場所は決まっていた。人間が踏み込んではいけないところを切り開き、住むようになったことが問題でもある。それに、昔の人たちは自然災害を受け入れる部分があった。自然を無理に変えようとはしなかった。自然に対しての人間のあり方が改めて問われているのだと思う。
かさ上げ工事が良いのか悪いのかはすぐに結論が出せる問題ではない。ただ、個人的には少し違うような気がしなくもない。
2015年03月11日
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