





ここは機械織りではあるものの、その機械も100年近く前のものを大事にメンテナンスしながら使われている。これらの機械はちょっと人間的で遊びがあり、まるで手織りのようなあたたかみがある。
柄もバリエーションが豊富。オリジナルの柄も可能なのだそうだ。久留米絣は重要無形文化財であり、歴史のあるものには変わりないが、意外にも型に縛られすぎてない柔軟さがある。とくに下川織物さんは、その絣の幅の広さを生かしたものづくりをされている。僕は大いに刺激を受けた。
短時間の訪問だったが、自分に響くものがとてもあった。時間があるときに、ぜひ再訪したい。