2017年12月08日

下川織物を訪ねる

 今日はひょんなことから、八女市の久留米絣の織元である下川織物さんを訪れる機会に恵まれた。仕事でも間接的にではあるが、関わりのある織元さんなので、今回の訪問はとても意義のあるものになった。

17.12.81.jpg

17.12.82.jpg

17.12.83.jpg

17.12.84.jpg

17.12.85.jpg

17.12.86.jpg

 ここは機械織りではあるものの、その機械も100年近く前のものを大事にメンテナンスしながら使われている。これらの機械はちょっと人間的で遊びがあり、まるで手織りのようなあたたかみがある。
 柄もバリエーションが豊富。オリジナルの柄も可能なのだそうだ。久留米絣は重要無形文化財であり、歴史のあるものには変わりないが、意外にも型に縛られすぎてない柔軟さがある。とくに下川織物さんは、その絣の幅の広さを生かしたものづくりをされている。僕は大いに刺激を受けた。
 短時間の訪問だったが、自分に響くものがとてもあった。時間があるときに、ぜひ再訪したい。
posted by 坂本竜男 at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181794069

この記事へのトラックバック
Powered by さくらのブログ