



昨年末の発表され、今年フルモデルチェンジを予定しているマツダ 新型マツダ3(日本名アクセラ)が素晴らしい。ハードウェアとして色々よくなっているとは思うが、まずはこのデザイン・造形を量産車として世に出したことだけでも高く評価されるべきだ。
多くのクルマはキャラクターラインを用いてエッジを効かせるが、マツダ3はそれをやらない。色気のある立体的な三次曲面で見事な塊感を出している。マツダは魂動デザインを取り入れて大きく変わったが、その集大成とも言える見事なデザインだ。エッジを効かせた面で構成していく最近のトヨタやホンダとは真逆に近いアプローチといえる。工場はさぞ大変だったに違いない。
マツダ3はハッチバックとセダンの2種類がリリースされるが、このデザインの素晴らしさがよりあらわれているのは、個人的にはハッチバックだと思う。これならイタリア、フランス勢にデザインで負けない。実写を目にするのが本当に楽しみだ。