2019年06月03日

「竹久夢二展〜竹久夢二 美とデザインの世界」開催中

 ゆふいん夢二工芸館の開館と同時に始まった「竹久夢二展〜竹久夢二 美とデザインの世界」。デザイナーとしての夢二にスポットを当てながら、貴重な展示が目白押しの充実の展示になっている。

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 そんななかで最大の目玉の一つが「紅梅女人図」だ。スイスのローザンヌで描かれた肉筆画で、最晩年の傑作。繊細でやわらかな色彩と筆使いには一切の力みは感じられない。ここにたどり着くために今までのキャリアが必要だったのではないか?そう思わせる作品だ。

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 そして、もう一つの目玉が「夏帯」。音楽家で随筆家でもある福田蘭童夫妻のために描いたものである。とてもいい状態で残されているのは、おそらく一度も身につけられることなく、大事に保管されていたのだろう。夢二と蘭童夫妻の思いが浮かんでくるような帯だ。

 ほかにも、セノオ楽譜や婦人グラフをはじめとするグラフィックデザイナーとしての夢二の作品が数多く展示されている。夢二ファンはもちろん、グラフィックデザイナーやデザイナーを志している人たちにも観ていただきたい展示だ。
posted by 坂本竜男 at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館
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