2020年06月16日

カートリッジ選びとアナログプレーヤー

 僕がカートリッジについて改めて調べているのは、アナログプレーヤーの中でカートリッジが音質を左中する部分で影響が大きいからである。
 しかし、僕が購入を考えているアナログプレーヤーは比較的手頃な価格帯(=入門用、もしくはそれに近い)に入るので、大抵はカートリッジがセットになっている。買ってすぐにレコードを聴けるようにという配慮からだと思うが、大抵の場合、ターンテーブルに対して安価(あるいは弱い)カートリッジがセットになっている。カートリッジレスは意外に少ない。それもあって、アナログプレーヤーはカートリッジレスが選べるレガ Planar 3が最有力候補になっているのである。
 だが、レガのカートリッジは高さが低い(14mm)。なのにアームの高さ調整はそのままではできず、別売りのスペーサーを使うしかない。イギリス本国ではそのスペーサーの種類がいくつもあるようだが、調べた範囲では日本では2mm厚のものが一つあるのみだ。しかもそこそこ高価である。何枚も使いたくはない。そうなると、14mmプラス2mmの範囲を基本とし、それ以上はターンテーブルシートなどで微調整することになる。
 すると、オルトフォンやナガオカは全滅(スペーサーを2枚使えばOK)。あとは調べた範囲ではほぼ全てのメーカー・製品でスペーサーは必須。それだけでなくターンテーブルシートなどでの微調整も必要なことがわかった。これは使える製品が限定されるだけでなく、お金も手間もかかってしまう。
 そんな中、スペーサー無しで使えそうなのがデノンDL-103だ。微調整は必要だが、数字的には問題なさそう。ただ、重量がレガのカートリッジよりもかなり重いのがどう影響するかが気になるところだ。

 一方、もう一つの有力候補 オーディオテクニカAT-LP7は、アームの高さ調整ができるから、カートリッジの高さを気にする必要がない。楽しめる幅が一気に広がるわけだ。ただ、アームは針圧をかけるタイプは向いていない(2.5gまで)。重量級のカートリッジは避けたほうがよさそうだ。
 とはいえ、ユニバーサルアームなのでカートリッジ交換は簡単だ。聴く音楽に合わせてカートリッジを変える楽しみが増える。ステレオとモノラルの切り替えもラクにできる。
 だが、僕としてはめんどくさがりでもあるので、気に入ったカートリッジ一本でいきたい。それに、所有しているモノラル盤もわずかだ。

 カートリッジの自由度が高いAT-LP7か、カートリッジは限定されるがデザインとアームの性能が高いPlanar 3か。同じくらいの金額がかるのならPlanar 3だが、AT-LP7の方がずっと安く済んでしまう。大事な音質だが、これらのシステムでカートリッジが占める部分がどれだけあるか?そしてフォノイコは?AT-LP7もフォノイコのグレードアップが可能なだけに、悩ましいところだ。意外に普段使いのしやすさなど、別の要素が重要なのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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