2020年06月30日

イコライザーカーブについて

 レコードの再生で無視できないものの一つとして、イコライザーカーブがある。これは、レコードの物理的特性による問題を解決するために生まれたものである。具体的には、詳しく解説されたサイトや書籍を参照していただきたいが、レコード盤に溝を刻む時にかけるイコライゼーションである。
 しかしそのレコードを再生するときは、刻む時にかけられたイコライゼーションと逆のイコライジングをする必要がある。ここにフォノイコライザーの役割の一つがあるわけである。
 このイコライザーカーブは、昔はレコード会社ごとに違っていた。しかし、1953年に米RIAA(Recording Industry Association of America=アメリカレコード協会)によって標準規格として制定されたRIAAに統一された。
 だが、それは表向きで、1953年以降もしばらくの間は独自のイコライザーカーブを使っている会社がいくつもあった。そして、1953年以前のレコードは当然、会社ごとにイコライザーカーブは違う。それらを正しく再生するためには、それぞれに合ったイコライザーカーブで再生する必要があるのだ。
 僕もイコライザーカーブのことは知っていた。しかし、見て見ぬ振りをしていた。僕が面倒くさがりなこともあるし、複数のイコライザーカーブで再生できるフォノイコが高価なこともある。
 だが、音が悪いと思っていたレコードが、実はイコライザーカーブが合ってなかっただけだった、というのはマニアの方たちの中では割と耳にする話ではある。それに、僕の所有するレコードには、RIAAではなく違うイコライザーカーブが合うのは間違いないと思われるレコードも多々ある。そして、合研ラボの安価かつ評価の高いイコライザーカーブが選べるフォノイコの存在を知ったこと。もうイコライザーカーブのことを無視できなくなってしまった。
 しかも、ちょうどアナログプレーヤーを新調しようとしている最中である。一度には難しいから、段階的にはなるが、音質はもちろん、音楽をより楽しめるアナログシステムを構築していきたい。
posted by 坂本竜男 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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