2020年07月07日

究極のパリ・コンサート1&2

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 僕がもっとも衝撃を受けた歌い手の一人であるヌスラット・ファテ・アリー・ハーン。彼の素晴らしさをじっくりと堪能するのなら、やはりこのOcoraレーベルからリリースされたライブ盤だろう。
 フランスのOcoraレーベルは世界の素晴らしい民族音楽を次々にリリースしているが(しかも大抵はかなりの優秀録音!)、その中でも必聴盤と言えるのがこの2枚のアルバムだろう。カッワーリが単なるイスラム教神秘主義スーフィズムにおける儀礼音楽だけでなく、多くの音楽ファンの心を揺さぶる芸術性の高い音楽であることがよくわかるはずだ。そして、ロックに通じる激しさとダイナミズムがあると思う。名盤です。
posted by 坂本竜男 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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