
シックのデビューアルバム。いわゆる70年代のディスコミュージックだが、当時の他のディスコミュージックとは一味違う、洗練された音楽だったと記憶している。これもナイル・ロジャース(g)とバーナード・エドワーズ(b)によるものが大きかったのだろう。
今聴くとさすがに70年代らしさは感じるが、中心人物の二人がもともとジャズ畑の人だったこともあり、フュージョンに通じる気持ち良さと疾走感がある。今聴いてもカッコいい。
でも、若い頃はほとんど関心がなかったディスコミュージック(ダンスミュージク)を、こうやってレコードで聴く日が来るなんて。でも、聴く音楽の幅が広がるのは良いことではあるなぁ。