2020年07月13日

イコライザーカーブを気にする理由

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 僕がフォノイコライザーのイコライザーカーブを気にするのは、ほぼ間違いなくRIAA以外のカーブのレコードがそれなりにあるからだ。
 おそらく一番多いのはコロンビア。マイルス・デイヴィス、ボブ・ディラン、ジャニス・ジョプリン、サイモン&ガーファンクル、ブルース・スプリングスティーン、スライ&ザ・ファミリーストーン、アース・ウィンド&ファイヤー、ビリー・ジョエル、サンタナなどなど。これらはオリジナル盤を含む初期プレスが多いし、RIAAに統一された後もかなりの期間、コロンビアカーブを使っていたらしいので、おそらくコロンビアカーブのほうが好ましいはず。
 そしてデッカ。ローリング・ストーンズ、ザ・フーなど。所有数はあまり多くないが、レーベル面に「FFrr」の文字と耳をモチーフにしたロゴが入っているので、これはFFRR(デッカ)カーブだろう。
 ほかにもMGMカーブはジョン・コルトレーン、オリバー・ネルソンなど。AESはデクスター・ゴードンなどと、イコライザーカーブを変えたほうがよさそうなレコードはそれなりに存在する。
 とはいえ、イコライザーカーブはかなりの数があるし、我が家のレコードでどこまでRIAA以外があるかはよくわからない。しかし、少なくともRIAA以外にコロンビア、FFRR、できればMGM、AESくらいまでは対応していた方が良さそうだ。
posted by 坂本竜男 at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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