もうすぐ新しいレコードプレーヤーが届くこともあり、今買っている音楽ソフトはもっぱらレコードである。
所有しているソフトの枚数だけで考えるとまだCDの方が多いのだが、レコードの方が増え方が早い。来年には数が逆転しそうな勢いだ。
レコードの魅力はジャケットの大きさだったり、ローエンドモデルでも感じることのできる音質の良さだったりするのだが、意外に大きいのはメディアとしての寿命の長さである。
半永久的と言われたCDも、寿命は20〜30年くらいと言われており、実際、我が家でも汚れてもいないのに読み取れなくなったCDが出始めている。配信やダウンロードという手もあるが、デジタルデータは基本的にはハードウェアの寿命に依存するから、長い間聴こうと思ったらコピーを繰り返し続ける必要がある。それに、パッケージレスメディアは好きになれないという気持ちもある。
その点、レコードは不便な点もたくさんあるし、ノイズの面など不利な部分もあるが、それを踏まえても魅力がある。残念なのは、新しくリリースされるアルバムでLPが手に入るものは比較的少数であることだ。当然それらはCDを買うことになる。世界的にはレコードのプレス枚数は増えているし、若い世代が関心を持ち始めている。レコードのプレスがもっと安価でできれば面白くなるのだが……。
2020年07月31日
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