2020年08月09日

Schiit Sol

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画像はSchiit Audio公式サイトより


 日本には入っていないが、安価ながら音質の良さで評価の高いフォノイコライザーManiで知られるSchiit Audioが、とても気になるターンテーブルを昨年リリースしていた。
 その製品の名はSol。振動の影響を受けやすいキャビネットを廃した構造。11インチのカーボン製ユニピボットストレートアーム。厚みのあるしっかりしたプラッター(材質などは不明)。写真で見る限り仕上げも悪くなさそうで、ぱっと見はミドルクラス(20〜40万円)のターンテーブルに見える。
 しかし、価格は驚きの799ドル(カートリッジ・フォノイコなしで)。なんとAT-LP7と同じエントリークラスの上位モデルという位置付けなのだ。
 確かにオプションで組み合わされるカートリッジはオーディオテクニカのAT-VM95ENだし、フォノイコも同社のMani(129ドル)だ。決して上級のモデルではないことがここからも伺える。しかし、これがもし日本に輸入されたら、間違いなく倍以上のプライスタグがつけられるだろう。
 Solはユニークな製品に見えて、実はかなり理詰めで作られているように思う。音質もかなり期待できる。理詰めで音質が良くスタイリッシュなプレーヤーと言えば真っ先にレガが思いつくが、Solはそのレガを超える可能性を大いに秘めている。アームのセッティングや使いこなしはシビアそうではあるが、公式サイトによるとアームの高さ調整もできるので、この点ではレガを超える。振動の影響を受けやすいキャビネットなどを廃したことで4.3kgと軽量級なのだが、これがどう音質に影響するか。アームの性能はどうか。気になるところが多すぎるプレーヤーである。
 ただ、使い勝手の良さや信頼性はAT-LP7の方が有利だと思われる。Solだとシビアすぎて使いこなしに苦労する可能性もある。別のオーディオの沼にハマる危険がありそうだ。Solが日本に正規で入ってなくてよかったのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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