
ボブ・ディランの70年代の傑作。いつも60年代の歴史的名盤に引っ張られ、なかなか聴く回数が増えなかったが、改めてやっぱり良いアルバムだ。ボブ・ディランがどの時代もいい意味で尖った存在であることを裏付けるかのようなアルバムの一枚だ。
当時、レコーディングには有名無名問わず多くのミュージシャンが集められ、最終的にはほぼ無名ようなミュージシャンたちで作られたアルバムらしい。しかし、それを感じさせないどころか新しいディランの音楽性を打ち出した素晴らしい内容になっており、ディラン最大のヒットになっている。個人的にはスカーレット・リヴェラのヴァイオリンがまた、たまらない!
日本では意外に語られることが比較的少ない気がするが、もっともっと語られるべきアルバムだ。