




写真は全てMotorFan.jpより
ホンダの新型電気自動車 ホンダeが、正式に発表された。
ニッサン リーフよりもひとまわり小さいサイズ、かつてのN360をどことなく彷彿とさせるデザインは、ホンダが提案するこれからの電気自動車のカタチと言えるだろう。それはサイズだけでなく、走行可能距離を欲張ってないところにも見て取れる。つまり、ホンダが考える都市型コミューターとしてのあるべき形を示しているとも言える。
リアモーターリアドライブを採用していることも、全長4mを切るコンパクトさでありながら室内を広くできるし、軽自動車並みの4.3mの最小回転半径を実現している。
モーターの出力は最大トルク315Nm、最高出力113kW。これは3リットルNAエンジン並みのトルクを誇る。正直、このサイズでここまでのトルクは必要ないとは思うが、遅くてイライラするということは皆無だろう。
ほかにも注目すべき点がいろいろあるが、個人的にはこのデザインとコンセプトでリリースすることが素晴らしいと思う。これこそホンダらしい提案だ。あとは価格と、ファン・トゥ・ドライブがあるかどうかだが……。