2020年08月21日

AT-LP7の現時点での総評と今後

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 我が家で大活躍しているアナログプレーヤー、オーディオテクニカ AT-LP7。オーディオテクニカというメーカーの方向性と、我が家のオーディオシステムとの方向性がぴったり合っているのだろうか。とてもパフォーマンスが良く、相性がかなり良いように感じている。
 まず、付属のカートリッジが思いのほか良い。プレーヤーに付属でついてくるカートリッジは大抵の場合、やや安めのものが多い。しかし、オーディオテクニカはカートリッジメーカーでもあるから、同じ価格帯の他社製モデルよりも品質が高いカートリッジをつけることができる。これがしっかりとした再現力を持っているのだ。情報量や繊細さはほどほどだが、エネルギー感と生命感がしっかりあり、しかもバランスが良い。音楽が楽しいカートリッジである。
 そして内蔵フォノイコ。この価格帯の内蔵フォノイコでMCまで対応しているのもすごいが、派手さはないもののしっかりとした音質を持っている。普通の音楽ファンなら、ノーマルのままで不満はないだろう。
 AT-LP7は内蔵フォノイコのオン・オフもできるし、ユニバーサルアームだからカートリッジの交換も容易だ。しかもアームの高さ調整もしやすいから、重量級のカートリッジを除けばほとんどのカートリッジが使える。発展性がしっかりあるのである。つまり、カートリッジやフォノイコのグレードアップを想定して作られているのだ。それだけベースになるアームやプラッターなどがしっかりした品質を持っていると言える。
 AT-LP7は間違い無く、長く付き合っていける良いプレーヤーだ。ノーマルのままでも音楽を楽しむのには十分な品質を持っている。そして、カートリッジやフォノイコなどのグレードアップにもしっかり対応している。まずはしっかりノーマルで楽しむべきプレーヤーではないだろうか。
 では、今後このプレーヤーとどう付き合っていくか。まずはモノラルカートリッジの追加だろう。ここはデフォルトのカートリッジと同じVMシリーズである、VM610MONOで決まりだ。
 次は針交換の時期を見計らって、スタイラスのみ上位モデルに交換しようと考えている。付属カートリッジのVM520EBはスタイラスのみの交換でバージョンアップできるから、低コストでグレードアップできるのが嬉しい。具体的には無垢マイクロリニア針のVMN40MLだろう。これはMMのエネルギッシュな良さと、MCを思わせる情報量と繊細さを兼ね備えているのではないかと想像する。バランス的にもベストと言って良いのではないかと想像する。
 そしてフォノイコ。同じオーディオテクニカで固めた方が音の方向性としては有利のような気がしているが、同社の単体のフォノイコは価格が安いこともあって大幅グレードアップになるのかはわからない。僕が将来的に単体のフォノイコを考える理由は、複数のイコライザーカーブを使いたいことが大きい。これはさすがのオーディオテクニカでも実現できない。イコライザーカーブについては、レコードを聴く音楽ファンの端くれとしては避けては通れない問題だ。このことは今後、じっくりと考えていこう。
posted by 坂本竜男 at 19:39| Comment(3) | TrackBack(0) | オーディオ
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