2020年08月23日

井上信平+井上ゆかりデュオライブ

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 昨夜は、おりなす八女 はちひめホールで「井上信平+井上ゆかりデュオライブ」。コロナによる自粛規制解除後、初めてのホールでのコンサートだ。お二人の八女でのコンサートは、井上ゆかりさんは昨年冬に続いて、井上信平さんは10年ぶりである。
 今回のライブは、まず僕のフルートの概念が大きく変わった。フルートがこんなに多彩でスケールが大きく、温度感が高くて、包み込むような音色が出る楽器だったとは。大小3種類のフルートとリコーダー(小学校で使うフツーのもの。これがまた素晴らしい音色で驚く)を駆使しながらの音楽は、表現力が豊かで聴きごたえも見応えも抜群。これも井上信平さんだからできる演奏なのだろう。
 井上ゆかりさんのピアノは美しく軽やかなのに、浸透力がハンパない。とにかく音が飛んでくる。まるで心を撃ち抜かれたかのような感覚になるピアノだ。メロディアスでダイナミック。とにかく聴き手の心を一瞬でつかみ、グイグイ引き込まれる。こんな生命感あふれるワクワクするピアノはそうないだろう。
 そんなお二人の演奏なのだから、素晴らしくないはずがない。濃くて楽しい時間はあっという間に過ぎていった。コロナの閉塞感を一発で吹き飛ばしてしまう、そんな爽快なライブだった。

 まだまだコロナの心配が絶えない状況だが、こんな状況だからこそ、生で聴く音楽は多くの人に勇気と感動を与えてくれる。音楽の大事さ、素晴らしさを改めて強く感じた一夜だった。
posted by 坂本竜男 at 16:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽
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