2020年08月26日

グレン・グールドのバッハ:パルティータ

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 今思えば、僕の中でいい意味でバッハのイメージが変わったのは、グレン・グールドを聴いたからだった。
 まだピアノがない時代の音楽をピアノで弾く。これはバッハが思い描いていたものとは違うのではないかという思いもあったのだが、最近はグールドが弾くバッハはもともとバッハが思い描いていた音楽に近いのかもしれない、そう思うようになった。
 音楽の父とも言われるバッハだが、その音楽はクラシックというよりももっと大きな意味での音楽ということなのだろう。グールドのバッハは、そんなことを聴くたびに感じさせるのである。

posted by 坂本竜男 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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