


マツダの新型コンパクトSUV「MX-30」がデビューした。
サイズから考えると、マツダ3をベースにしていると思われるが、デザインはさらに突き抜けたものになっている。

RX-8でも採用されていたフリースタイルドア(観音開きのドア)は、このクルマの象徴的なものの一つだ。デザインもふくめて、他社の同クラスのクルマと差別化するポイントになっている。
MX-30はマツダ初の量産車ハイブリッドでもある。昨年の東京モーターショーにおいてEV(電気自動車)モデルとして公開されているので、追ってEVモデルが追加される予定だ。
個人的には今賑わっているコンパクトSUVの中で、一つ抜けた存在のように感じる。少々価格設定は高い気がしなくもないが、うまくプレミアム感が出せてそれが浸透していけば、存在感のあるものになっていきそう。今のマツダにはそれをできるしっかりしたアイデンティティと技術、そして実行力がある。