2020年11月02日

ノクチクロンは特別な存在

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 ライカ ノクチクロン42.5mm F1.2を導入して2日。その写りの素晴らしさに大いに満足している。
 ノクチクロンはマイクロフォーサーズ・ユーザーにとって、フルサイズへの思い(未練や憧れ、嫉妬など)を断ち切ってくれる存在のように思う。
 ノクチクロンで撮った写真を見て最初に感じたのは、APS-Cからフルサイズ+Lレンズに移行した時の感動に近いものだった。ボケの豊かさや解像度はもちろんだが、被写体の存在感・立体感・空気感に驚いたのだ。そして、色乗りの良さはもちろん、深みのある表現に「やっぱりフルサイズでなければいけないんだ」という考えが植え付けられてしまったのだ。
 実は初めてのフルサイズで感動した時以上の表現が、ノクチクロンでは実現されている。マイクロフォーサーズの物理的な欠点として、ボケにくさや暗所での弱さなどがよく挙げられるが、それ以外に感じることに深みのある表現や、立体感などがやや物足りない感じはあった。割とあっさりしていると言うか、ペラッとしがちになると言うか…。
 だが、ノクチクロンにはそれらは全く当てはまらない。もちろんボケも豊かだが正直、これよりボケるレンズは他にもある。やはり被写体の立体感や深みのある表現は、このレンズならではのものだろう。これこそ、ライカの表現ではないだろうか。
 もちろん、ノクチクロンほどではないが、ズミルクス25mm F1.4もそういったレンズである。だが、やはりノクチクロンの表現は頭抜けている。この立体感と深みのある表現力に、しっかりした高解像度がついてくるのだから素晴らしい。これはフルサイズを超えるものがあるのではないかと言う気がしている。
 ノクチクロンはライカブランドの名称としては初めて与えられたものである。ライカのレンズの名称はレンズの明るさで決まるから、今後F1.2のレンズは全てノクチクロンと言う名がつくことになる。だが、今のところ他の焦点距離でオンクチクロンがリリースされる予定はないようだ。
 しかし、個人的には他の焦点距離でもこの写りを見せて欲しいと思っている。まずは2本目のノクチクロンとして、25mmをリリースしてくれないものだろうか。そう言ったレンズが増えてくると、マイクロフォーサーズの価値観がより高まると思うのだ。
posted by 坂本竜男 at 10:11| Comment(5) | TrackBack(0) | 撮影機材
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