
ペンションをチェックアウトした後は、ペンションからクルマで10分弱で着く宇奈岐日女神社へ。





宇奈岐日女神社は、かつて湖であった由布院を盆地へと変えた「宇奈岐姫」(うなぎひめ、うなぐひめ)の伝説がある神社だ。ちなみに、古くは湖であった由布院の「鰻」を精霊として祭ったという説もあるそうだ。
緑と豊富な水に囲まれたこの神社は、にぎやかな由布院の町からは少し南に位置する、静かで荘厳な空気感のある神社だ。明らかに違う空気感を感じる場所で、湯布院の観光名所の一つでもある。僕は何度も湯布院には来ているのに、この神社を訪れるのは初めて。今までこなかったことが悔やまれるくらい、この神社の素晴らしさに感動してしまった。
ここは観光名所であるだけでなく、地元の人にとっても大事な場所のようだ。やはり由布院のルーツとも言える伝説が伝わる神社だけあって、その存在は特別なものなのだろう。天祖神社から宇奈岐日女神社というのはベタなコースなのかもしれないが、そのベタさにはたまらないものがあるなぁ。