2021年01月20日

「しきり」の文化論

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 「しきり」という視点から文化を読み解くこの本。この「しきり」という視点は様々なものを読み解く上で、面白くも分かりやすい視点だということがよくわかる。「世間」という概念も「しきり」から来ているというのも面白い。日本と欧米の文化の違いも「しきり」という視点から見ると、納得がいくものが多々ある。
 「しきり」という概念は普段はあまり意識していないが、根幹的なものに関わる重要な概念であることに気づかされる。普段の生活でもそこを意識することで、気づかなかったものが見えてくるかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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