
今日は、仕事の合間に八女市田崎廣助美術館。定期的に展示替えがあるので、なるべく年に二回は来たいと思っているのだが、昨年はコロナなどで行けず来るのは1年半ぶりだ。
いつものように迎えてくれる阿蘇や桜島の油絵は大好きな作品だし、観るだけでホッとするような安心感がある。
今回は静物画(油絵)の展示が目立った。初めて目にする作品もチラホラ。これらも独特の存在感があって良い。
そして、今回特に印象に残ったのがインクと墨を使った水彩。田崎の独特の力強い線が淡い色合いの中で際立ち、小さな作品なのに不思議な存在感がある。色も線も最小限のシンプルな絵だからこそ、田崎の本質的なものが強く表れているのだろうか。とにかく、素晴らしく魅力を感じる作品だった。
春になったら、また展示替えがされるはず。今日のような出会いがまたあるだろうな。