2021年02月04日

創英角ポップ体に悩まされる

 基本的には、デザインの仕事では強い要望がない限り、自分が好きなフォントをメインに使っている。しかし、いつもそれができるとは限らない。ときには好みではないフォントを使わなければならないし、Macには入っていないフォントを強く求められることもある。その中でもとくに苦労するのは、Windowsに標準で入っているフォントを強く求められるときだ。
 実はいま、創英角ポップ体の使用を強く求められて困っていた。創英角ポップ体はWindowsには標準で入っているフォントだが、当然Macには入っていない。個人的にはこれよりもバランスが良いポップ文字はほかにあると思うので、それらのフォントに置き換えてデザインを提出するのだが、どうしても創英角ポップ体でないとダメらしい。でも、そのために有償で導入するほどの予算はない。将来使うことが多いのであれば導入も考えるが、それは決して多くないと思うし使う気もない。
 結局どうしたのか。MicrosoftのサイトからWindows向けのフォントデータをダウンロード。そのままでは使えないので、ダウンロードしたフォルダの中のある一つのデータファイルを解凍してインストールし、ことなきを得た。通常、Macでは解凍できないデータなので、これは裏技のようなものだ。
 今回はたった一つのフォントで悩まされ、思った以上に時間を食われてしまった。いくら好みがあるとはいえ、今後、フォントについてはWindows標準のものは勘弁して欲しいな。
posted by 坂本竜男 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン
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