2021年02月07日

小ささをとるか、画質をとるか

 超望遠を手持ちでいけるのがマイクロフォーサーズの良いところ。だが、そう言いつつも、僕は超望遠レンズは所有していない。なぜなら、仕事で超望遠レンズの出番は(今のところ)ほぼ無いからだ。
 しかし、超望遠の世界はカメラを手にしたことがある人なら、一度は憧れるものだ。僕も超望遠の世界を手に入れたいとは常々思っているのだ。
 昨年からオリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II が一気に値下がりし、新品が4万円を切るようになってきた。暗いレンズだから使用条件は限られるとは思うが、400g台で35mm換算600mmの超望遠が手に入るのだ。そして、600mm望遠を気軽に持ち歩けるのである。この価格なら欲しい!本気でそう思っていた。
 実は、ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを買う寸前まできてた。だが、ここで一つのことに気づいた。
mc20.jpeg
 オリンパスのテレコンバーターMC-20の存在である。MC-20とED 75-300mm F4.8-6.7 IIの価格があまり変わらないのだ。つまり、MC-20を所有している40-150mm F2.8 PROと組み合わせると、600mm F5.6として使えるわけだ。
 軽量コンパクトで持ち運びやすいのはのは、断然ED 75-300mm F4.8-6.7 IIだ。だが、画質は圧倒的にMC-20だろう。F値が固定なのも使いやすい。ただ、やはり大きくて重いのは否めない。(それでもフルサイズよりは圧倒的に小さく軽いのだが)
 小ささをとるか、画質をとるか。以前なら迷わず画質をとっていた僕だが、マイクロフォーサーズをメインにするようになって、考え方が変わった。小ささと軽さは正義だ。重さや大きさが、撮影の障害になることは多々あるからだ。ED 75-300mm F4.8-6.7 IIの画質がどこまで許容できるかがカギだろう。

 本当は両方買うのが一番なんだけどね。
posted by 坂本竜男 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮影機材
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