

今日、近所の散策コースをちょっと変えたら、とある一角に咲く赤と白が印象的な花が目に止まった。ほかであまり見た記憶がないから、日本の植物ではなさそう。帰って調べてみたらチェリーセージという、アメリカ南部からメキシコにかけて分布する植物だった。
ちなみにチェリーセージというのは英名がそのまま流通名になったもので、正式な種名ではないそうだ。チェリーセージとして栽培されるのは主に、サルビア・ミクロフィアサルビア・グレッギー、そして二種の自然交配種であるサルビア・ヤメンシス3種類なのだそうだ。
この赤と白の花を咲かせるのは、サルビア・ミクロフィラの品種の一つでホットリップス。「イチゴミルク」の名前で流通することもあるらしい。なるほど、確かにイチゴミルクっぽい。
涼しいと赤白の二色となり、暑いと赤一色になることが多いといわれている。チェリーセージの花期は5月〜11月と長いので、これから暑くなると赤一色になるのだろうか。もっと暑くなってきたら、また見に行ってみよう。